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先日、11月25日、代表理事を務めるシェアリングエコノミー協会主催で、シェア経済サミットを開催した。

・4ヶ月前の状態
「サミットやりたい!」「そうだね、やりたいね!」という感じ。
まぁ、あの頃は、本当にできるとは思わなかった、というか、素で、「やりたーい!」って感じ。

・2ヶ月前の状態
一言で言うと、ほぼほぼ白紙。プログラムは何?海外からゲスト来るの?来場者集まる?普通だったら、この頃には、サイトがアップされているのでは?
2ヶ月前にして、大丈夫なのかな?感が、満載。というか、引き続き、本当にやるの?感。

・そして開催日
で、結局、素晴らしいイベントに。数ヶ月前からは、想像できないぐらい。正直、びっくりした。
シェアリングエコノミーの大御所が集まってくださって。
というか、IT政策担当の鶴保大臣まで最初のオープニング・セレモニーに来てスピーチいただいて。

大臣!!
シェアエコ協会の代表理事が言うのもなんだけど、なんだこれ、感、満載。

なんて愛されているんだ!!
完全に、業界のみなさまや、政府・自治体関係者の方、そして、スタッフのみなさんの暖かい支援のおかげ。
っていうか社会のみんなに愛されている感満載。
この愛情、、感謝してもしきれない。

登壇くださったみなさま、ご来場いただいたみなさま、スポンサーのみなさま、そして、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました!

 

サミットで気になったトピック

・政府関係者のすごくパワフルな方が時間を割いて講演に来てくださった。

鶴保大臣のスピーチは、普通のお堅いご挨拶、ではなく、ご自分の体験や感想を元に、シェアエコに対する思いを語ってくださった。
最初から、えっ。おもしろ!っていう感じ。
その後のセッションにおいても、自民党のIT戦略特命委員長の平井卓也先生、内閣官房IT室の犬童参事官、経産省の前田審議官、総務省の今川課長、のみなさまをはじめとする、一言でいうと、パワフルな方が目白押し。そこまで言っちゃっていいのか!な感じの話までお話ししてくださって。

民間の一業界団体のクセして、こんな素敵な方々に応援してもらって。これで、しっかりと立ち上げれないって、バカだと思う。

・地方自治体の方々の支援もすごい。

地方自治体の方による、シェアリングシティに向けて宣言頂いたのもパワフルだった。
シェアリングシティ宣言、つまり簡単に言うと、民間のシェアリングエコノミーのサービスを自治体の運営に活かしていきます!という宣言のことで、千葉市、浜松市、佐賀県多久市、秋田県湯沢市、長崎県島原市の5つの市から、なんと、市長さん・副市長さんに来ていただいて。

ここまで地方自治体に注目いただける理由、きっとシェアリングエコノミーというのは、元来、「助け合い」の精神のものであり、行政と同じ根っこを持っているのだと思う。そして、そういう背景を考えると、僕たちは、ビジネスだけの視点ではなく、公共サービスの視点を持って、より良い姿・より良いサービスを探さなければならないんだと思う。

自治体において、シェアエコの活用が、どんどん増えていくことは明白なので、シェアエコ協会が、どんどんつないでいかなければならない。
可能な限り、たくさんの地方自治体のニーズや窓口を開拓・整理していって、そして、地方での展開を希望するシェアエコ事業者をたくさん集めていって、的確につなげていく、という役割を満たさなければならない。

ただ、地方自治体って、、あまりに過去20年間の社会人人生で縁が遠すぎる。。
みなさん、仲良くしてください!!

・シェアエコの企業のプレゼンが面白い。

僕がファシリテーターをしたマーケに関するセッション、けっこう面白かった。普通に。っていうか、普通に僕が、話を聞きたい人を集めてしまった。
まず、Uberのプレゼンすごかった。高橋社長もかっこいいが、UberEatsのビデオも、かっこよすぎ。あれは、卑怯だ!あれを見たら、僕もUberEatsを頼みたくなる。僕もUberで働きたくなる。僕もお寿司を運ぶのに自転車を走らせたくなる。そんじょそこらのCMなんかじゃ太刀打ちできない。
UberEatsこれまで、ガイアックスのオフィスが、宅配の範囲から300mぐらい外れていたんだけど、やっとこの前、ガイアックスオフィスまでたどり着いた。で、頼んでみたけど、やっぱり完璧な体験だった。僕のスマホの地図の上を、僕のパスタが近づいてくる!

スペースマーケット重松社長、キッズライン経沢社長のプレゼンも、隙きがないし、流暢だし、パワフルだし。そして、その裏付けとなる伸びっぷりがすごい。話を聞けば聞くほど、順調な感じ。さすがだな。

その他、たくさんあるセッションで、多くの企業さんにプレゼンをいただいた。プレゼンの場でもみなさんから、順調という感じの話を聞いたが、コーヒーブレイクな時間に交流を通じて聞いた話などでも、各社の攻め込み度合いのすごい話が聞けた。まぁ順調って言っても、立ち上がってくる産業のあるあるではあるが、トラブルだらけで、課題だらけで、ボロボロだったりすることもあって、そして、でも、よくよく聞くと、数字はしっかりと力強く伸びている、みたいな。
僕たちも本当に負けてられない。同じシェアエコと言っても、カテゴリが違うので戦うわけではないのだが。つい、その勢いで、その日のサミットお疲れさま会の後、オフィスでTABICAの幹部メンバーで朝まで議論をしてしまった。

スポンサーさんのプレゼンも、時間帯とかの関係もあったが、そちらはそちらで面白いコンテンツも多く、僕以外にも普通に参加者が溢れてたりもして、すごいなぁ・面白いなぁって感じ。

あー、面白すぎて、毎日、こういうコンテンツを聞いていたい感じ。

 

 

今回のサミットでは、佐別当&桜井をはじめ、ガイアックスのメンバーもかなり動いたし活躍もしたが、今回は、それ以上に、何より、スペースマーケットさんの動きは、本当にすごかったし素晴らしかった。企画から始まり、会場手配、スポンサーさんへのプレゼンなど。当日もスペースマーケットさんの多くの方にお手伝いしていただいた。いる人いる人、みんなスペースマーケットさん、みたいな。さすが、重松社長率いるスペースマーケット、根性入ってるなーって感じ。改めて、業界の内外に、スペースマーケットここにあり!と名を知らしめた感じがする。数ヶ月前には、姿形もない、もっと言えば、本当に開催されるのかなぁって、代表理事の僕自らが思ってた、あんな状態から、ここまで高いレベルのイベントに引き上げて実現させてくださって。小池さん、ホントすごい!積田さん、石原さんもすごい!メンバーとして、そして、チームとして、こういう根性があれば、どんな戦いでも勝っていけるのだろうと思う。

 

そんなこんなで、サミットの運営メンバーやスタッフのみなさんは、明らかに大変そうで、サミットが終わった瞬間も、お疲れさま会にもいけないぐらい、お疲れさまな状態で、ぶっ倒れてたみたい。僕は、そんな空気も読めず、次回、1年後の開催とかでなく、数ヶ月後がいい!またやって!何度でもやって!って言ったら、はぁっ?!て言われてしまった。本当に良いイベントなのに!本当に!

2015年11月のシェアエコ関連の経営者が集まった交流会や、2016年1月のシェアエコ協会が設立も、最初の第一歩だと思ったが、今回のサミットは、社会を巻き込むための、まさに大きな第一歩に位置されると思う。
社会からの応援や期待があって、協会としての活動や、シェアエコ事業については、短期間に急速に伸びてきているが、もっともっと伸ばさなければならない。

シェアエコを社会の隅っこにあるのではなく、社会のど真ん中にしなくては!
みなさまの並々ならぬ勢いを感じれたことで、再確認した。

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