小林りんさんの本、「茶色のシマウマ、世界を変える」を読んだ

あまりにも、凄い本すぎて、一気に読んでしまった。

http://www.amazon.co.jp/dp/B01DJX1R7Y

 

小林りんさんとは、2000年ぐらいの頃、りんさんが、ラクーンの取締役の時に、山根麻貴の紹介で、時々、渋谷でご飯に行ったりしてた覚えがある。

山根麻貴は、僕が最初に就職したベンチャー・リンクという会社の同期であり、1998年に、一緒に起業をしよう、と意気投合して、ガイアックスを創業した仲間である。上場後まで、副社長として、会社を支えてくれた。
この山根麻貴は、すごく綺麗で華奢な感じなくせに、極度に仕事ができる女性である。僕は、人生におけるもっとも大切なことを山根麻貴に学び、多くの影響を受けた。山根麻貴が掲げた「Empowering the people to connect.」が、ガイアックスのミッションでもあり、僕の人生のミッションでもある。

この山根麻貴が、大学時代から付き合っていて、後に、結婚されたのが、ラクーンの小方社長である。この本の中にも、ラクーンの当時の様子が出ているが、当時、ガイアックスもそうであるが、ラクーンも、同様に、本当に町の中小企業な状態だった。

ガイアックスの共同創業者の山根麻貴の彼氏さんの会社の取締役のりんさん。山根さん自身も、慶応SFC出身で、SFCでりんさんと知り合ってからの友達とのことだった。

ガイアックスも、ラクーンも、まだまだ社員がちょっとだけの小さい会社。ラクーンは、オンライン激安問屋という事業をされていた。そんな時期に、ラクーンにジョインされた、りんさんに会った時の印象は、強烈すぎて忘れられない。こんなバケモノが、世の中に存在するんだ!ということ。この人であれば、何をしても絶対に成功する!と。
りんさんは、ラクーンは数年で辞められたものの、ラクーンは、その後、順調に成長し、上場して、さらに事業を拡大されている。きっと、その成長の礎作りに、りんさんの活躍や貢献も大きくあったのだと思う。そして、ラクーンさん、先週、東証一部へ。さすが!!おめでとうございます!!

当時、ラクーンの社長の小方さんは、仕事では、りんさんを役員に迎え、プライベートでは、山根さんと付き合って。
二人もすごいが、それだけに、それ以上に、小方さんに感嘆した覚えがある。

 

ガイアックスは、創業直後で、「人と人をつなげる。」そういうミッションだけがあった状態だった。
創業してから1年後、まだボロボロのそんな会社に、億単位の投資をいちはやく意思決定され、大株主になっていただいたのが、チューダーキャピタルの谷家さん。
よくあんな状態の会社に投資をしてくださったものだ。そのお金を使って事業を拡大できた。

それから数年後、上場に向けての最終的な相談を、投資家の皆さんに順番に話しにいった際、投資家のみなさまは、投資したお金を回収できるかどうか、っていう観点もあるので、当然に、みなさん喜んでくださっていた。

そんな中、谷家さんだけが、「上場がゴールじゃないし、つまらない会社だったら上場しても意味ないし、別に無理して上場しなくていいよ。ともかく大きな会社、大きな事業をやりなさい。」と、お話いただいた。
谷家さんは、いつも相談の度に、こちらの期待するレベルとまったく違うレベルのことを話してくださる。すごい方である。

 

そんなりんさんと谷家さんのことが書かれた本が出版されていた。
なかなか読めなかったが、やっと今日、読めた。読み始めたら最後、面白すぎて、すべての手を止めて、すぐに読みきってしまった。

こんなに人間離れしたストーリーに驚愕を受けるような、且つ、こんなに感動が止まらないし何度も泣いてしまう、そういう本に出会えるとは。
ちょっと異常すぎる本なので、とてもじゃないが、本のメッセージの全部を受け止めれない。読んでる最中に、重すぎて、自分に不安を感じて、緊張してしまって、本を閉じたくなるぐらい。でも、この本のメッセージを、少しだけでも、受け止めることができたら、僕は、生まれ変わったのと同じぐらい、リーダーシップが何倍にもなって、素晴らしいリーダーになれるのだろうと思う。

 

このりんさんの本、凄すぎるので、社内向けに、大量に欲しい!
ということで、30冊も買ってしまった。アマゾンでポチッとな。

この本は、ガイアックスで働くみんなと読みたい。ガイアックスの中には、社会に大きなインパクトを起こすために、日々、全力を投下しているリーダーがたくさんいる。つまり、りんさんの事を書いたこの本に影響を受けるべき人がたくさんいる。ガイアックスのみんなと一緒に、可能な限り、この本のメッセージを受け止めていきたい。

一旦、オフィスに30冊、置いておくので、好きに取っていってね!まぁなければ普通に買ってね。今時、Kindleで読む方が遥かに楽だしね。言ってくれたら、いくらでも補充もするけどね。

あー。できれば、りんさんの爪の垢も欲しい。大量に欲しい!

 

自民党IT戦略特命委員会

本日は、自民党IT戦略特命委員会に招待いただき、シェアリングエコノミー協会より、代表理事のガイアックス 上田祐司 と 代表理事のスペースマーケット 重松大輔 よりプレゼンとQ&Aをさせて頂きました。(シェアリングエコノミー協会事務局 メンバーのFacebookより)

だとさ。

 

今週、こちらの委員会で話したこと。あと、こちらの委員会で話さなかったこと。

 

潜在マーケットの顕在化について。

今日、この瞬間、地方などで、無償でいろいろ助けあっていることや、「隣近所での付き合い」でやっていることってたくさんある。

たとえば、お酒飲んじゃった人をちょっと車で送迎してあげたり、ご近所さんにちょっと車を貸したり、
ちょっと旅行に行くご家族の飼い犬を預かったり、ちょっと自宅に泊めてあげたり、ちょっと自宅でご飯を用意してあげたり、ちょっと海外の人を案内してあげたり。

 

本当は、こういう地方の人々は、つまり、利用者側は、少額であれば対価を支払ってもいいと思っているだろう。サービスを手伝っている人も、ちょっとした金額でも、もらえて積もれば嬉しいし、もっと喜んで手伝うと思う。

というか、ちゃんとしたプラットフォームがあれば、もっとすぐに、「だれか家まで送って!」とか、「ご飯食べさせて!」とかっていう感じで、ヘルプを呼ぶだろうし、ちゃんとしたプラットフォームがあれば、そのヘルプに応じて、すぐに、手伝ったり、何かを貸し出したり、ご飯を食べに来ていいよ、ってなったり。

 

そして、そんなプラットフォームは、今の世の中、もうすでに用意ができる。
インターネット、ソーシャルメディア、スマートフォン、そして何より、シェアリングエコノミーのプラットフォームのサービス提供者がいれば、サービスとしては&テクノロジーとしては、当然に用意ができる。

 

上に挙げた、地方での「無償でちょっとやってあげる」は、現在は、無償ならいいのだが「お金を取ってやること」「業として・繰り返しやること」は、規制や業法の対象となっていて、事実上、そこらあたりにいる、田舎のおじさんやお兄さんでは、不可能な状態になっている。

これは、本当にもったいない。

 

(1)潜在的なマーケット、つまり、無償でやっていて、金銭取引が実現していないトランザクション。これって、まぁ今あるわけだ。
(2)そして、有償でのサービス提供も有りにすると、この助け合いが、もっと急激に拡大する余地。これもあるよね。
(3)そしてなにより、それをプラットフォーマーがしっかりとサービスに仕上げることで、もっと使い勝手が良く、スマホで、気軽に助け合える、シェアしてもらえる、そういう助け合いやトランザクション。これも絶対にあるよね。

この(3)のトランザクションのサイズって、今の(1)の「無償で偶然に知り合いだから成立しているトランザクション」の、数百倍や数千倍の件数が絶対に発生するはずだ。

こんなやり取りが、田舎のそこら中で成り立つような社会になれるのである。すごい。そんな世界に生きたい。

その数百倍、数千倍の件数が成り立つようになると、当然にそこで金銭が動き、当然にそこで税金も発生する。そして、これまで、暇を持て余していた、ちょっと何か仕事する余力があるなぁっていう人が、主婦が、ご年配の方が、稼げるようになる。

これまで、普通の企業が参入できなかった、限界を下回る小規模のマーケットであったとしても、この助け合いな、シェアリングエコノミーな、プラットフォームなサービスは、全く問題ない。
あるタイミングにおいて、ちょっと暇している人やちょっと余っている物と、ちょっと困っている人がいれば、オンデマンドで、プラットフォームの上で、マッチングするのである。
地方の隅々まで、便利をお届けできるようになる。

 

ちょっと余っている物。これも、驚くほどあるわけである。日常生活では、なかなか気づかないが。
今、僕達は、一人あたり、いくつのものを所有しているのであろうか。おそらく、千点とか2千点ぐらいのアイテムを所有しているのではなかろうか。
しかし、この瞬間、使っているアイテムはせいぜい10点ぐらい。99%のアイテムは、寝ているわけである。

その寝ているアイテムをシェアし合える世の中になると、いかにトランザクションが顕在化してくるか、いかにビジネスが活性化するか、いかに便利な世の中になるのか。想像するだけでドキドキする。

 

地方の話しを中心にしているが、ソーシャルメディアをはじめとして、多くの人がつながっていくことで、地方だけではなく、都会でも同様に実現していく。
「古き良き時代の田舎」であった助け合いが、今の地方都市でも、シェアリングエコノミーのプラットフォームで数百倍のパワーとなって実現するのである。そして、東京をはじめとした都会においても、数万倍のパワーとなって実現するのである。

 

 

これが、シェアリングエコノミーによる「潜在マーケットの顕在化」である。
この世界観を実現させたい。

ちょっと300円を持っていくだけで、隣の家の晩ご飯が食べれるのである。
すごい!

ちょっと300円を渡すだけで、隣でテレビを見ている妻がご飯を作ってくれるのである。
あれ?

 

 

今週の委員会では、もちろん、話していないが、僕の本音としては、とは言っても、経済の活性化、そんなことは、最優先ではない。

自分のものと人のものが融合していくこと。
助け合いの気持ちが自然に出てくる社会になること。
赤の他人も含めた世の中の人のことを考える世の中になっていくこと。
人と人がつながっていくこと。
脳と脳がつながっていくこと。
地球が一つの生命体に近づいていくこと。

こういうことにこそ、興味がある。
「興味がある」そんな生ぬるい表現ではなく、これこそが、僕のライフワークだ。

 

羽田空港のフラッシュモブの感動

クリスマスに羽田空港で、フラッシュモブの現場で第九を聞くことができた!

フラッシュモブ(英: flash mob)とは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A2%E3%83%96

これが、そのフラッシュモブの公式動画。
第3回東北支援シークレット チャリティイベント「羽田空港フラッシュモブ2015」KnK

 

まわりの居合わせた通りすがりの人は、こぞって、みなさん、満足度が高い、というか、まさに感動のレベルだった。
最初は5人ぐらいから始まるが、徐々に参加人数が増えて、最後には、総勢200〜300人ぐらいの方が演奏や合唱に参加していくっていう感じのフラッシュモブだから、それはもう「勢い」と「圧倒感」があって。そこら中の見ている人からの、「すごい」の声も、鳴り止まなかった。
このフラッシュモブの終了した後でさえ、道行く人も含めた、その場の空間全体が、ほんわりして、暖かくなっていた。

 

最近は「エンターテイメント」として、求められることが、10年前とは、大きく変わってきている。

資本主義的な、豪華、高価、所有、消費、的なサービスの満足度が急速に低下していて、代わりに、チャリティ、ボランティア、無料、地元、人と人との交流、つながり、コミュニティ、健康、なサービス、つまり、華美ではないサービスが急速に増えているし、実際にそのほうが、私たちは感動をして、心を揺さぶられて、忘れられない出来事になっていると思う。

「モノからコトへ。」というトレンドと言われたりするが、もちろん、それも含有された感じで。
具体的には、何か高いものを所有して、それで嬉しいっていう時代でもないし、また、同じコトでも、クリスマスに高いレストランで食事体験をする、ではなく、近くの人と仮装しながらホームパーティでクリスマスの日を楽しむ、というように変わってきている。
もはや、高価なこと、豪華なことが、憧れの対象ではなくなってきているのだろうと思う。

もちろん、景気の良い時代じゃあるまいし、そんなお財布に余裕のある方が多くない、というのもあるのだろうが、そもそも、欲しいモノもないし、車も要らないし、稼ぐ必要もないし、その事自体に興味を持つ割合が下がってきているのだろう。

会社によっては、そのトレンドに負けじと、商品やサービスに興味を持たせて、憧れさせて、販売活動を加速させていく、という経営戦略もあるだろうし、それはそれでいいと思うが、もっとコミュニティな社会を目指していくのが、自然で、心地よくて、幸せな感じがする。そして、より急激に社会に広まることができると思う。

 

たとえばを上げると、こういうチャリティフラッシュモブはもちろんそうであるが、それ以外でも。

 

・マラソンやトライアスロン
毎年、レースに参加する人口が増えてきている気がする。マラソンなんて、本当に運動靴を買うだけで参加できるし、華美でもなければ、豪華でもない。どうして、走ってしんどいだけの、あのようなサービスにみんなが吸収されていくのだろうか。
僕自身、趣味はトライアスロンだし、ガイアックスでも毎年、チャリティマラソン、PARACUPに参加している。春に青空の下で、みんなで集まって走るのは、気持ちよくて、最高の気持ちになる。

 

・ハロウィンの行列やパーティや自宅訪問
今年は、そこら中で、ハロウィンな行列を見ることが増えてきた。また、渋谷のハロウィンパーティ参加人口は、毎年毎年急増化している。手作り感が溢れるのもいいことなんだと思う。来年ぐらいは、きっと当日、仮装して会社に出社して、それで終日過ごす人も増えそうな気がする。

 

・田舎、地元
ガイアックスでも、TABICAという田舎体験のサービスをしているが、単純に農家に行って、一緒に農作業をして、一緒に野菜を収穫して、炭火で焼いて食べるだけだったりするが、実は、異常にリピート率が高いサービスになっている。華美ではなく、そして、この自然さや地元の人とのコミュニティ感こそが、このサービスでユーザーに本当に刺さっている点だと感じる。

 

・神社、祭り、初詣
たとえば、正月をとってみても、いつもよく行く神社の初詣の参拝客は、毎年毎年、増えていっている。
渋谷の金王八幡宮のお祭りをプロデュースしている大和魂さんと知り合いなのだが、毎年、倍々でお祭りの参加者が伸びているらしく、実際、今年の夏にお伺いしたところ、かなりの盛況になっていた。

 

きっと僕達の本当に満足することは、憧れの向こう側にあるのではなくて、僕達の横にあるのだろう。そして、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミーこそが、それを加速させ、そのような社会の変化に貢献できる方法だと確信している。

 

ピケティ「21世紀の資本」を読んでの感想、格差問題には負けないぞ

2015年に途中まで読んでいたものの、重すぎて、なかなか読み進めず、この年末年始で、やっと読み終えた。

 

この本は、僕には、読まなければならない必然性があった。

流行っているから、とか、周りが読んでいるから(読みきった人は少なそうだが)、とか、読んでおくと頭が良さそうに見えるから、とかではなく。

「脳と脳をつなげる」そして「地球を一つの生命体にする」というのが、僕のライフワークであり、会社のミッションである。
(※会社のミッションは、正確には、“Empowering the people to connect.”ではあるが。)

しかし、そのライフワークや会社のミッションに密接に関連した重要な裏ゴールがある。それが、「資本主義社会にトドメを刺す」ことである。
格差の問題などをはじめとした多くの社会問題を内包する資本主義社会を、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミーで、ぶっつぶすのだ!

「こいつ、やっぱりアホだ。」「この上田、バカすぎて何を言っているのか分からない。」「上場している会社の人間のブログではない。」と言われそうなので、少しだけ解説をする。

 

資本主義社会には、多くの問題点がある。その中でも、格差や貧困の問題が、最大の問題だと思っている。10年ほど前に読んだ「貧困大陸アメリカ」(著:堤未果)の3部作が泣くほど好きで。この本は、アメリカの底辺が、いかに底辺すぎるのか、というのを、3部作に渡って、延々と具体的事例を持って述べているだけの本である。一言で言うと、まぁ読んでいて辛いだけ。何の救いもない本。
まるで、新春駅伝のテレビ中継のように、辛い顔がずっと写っているだけ。何が楽しいか分からない。まぁ子供には分からないだろうな、この面白さ。

この問題ある資本主義社会な現世を、他人と「脳と脳がつながる」ことで、次の世界に、歩を進めさせれるのである。
次の世界、というのは、そこまでイメージが難しいようなものではない。

たとえば、家庭内は、資本主義社会が普及していない。3歳の子供から家賃を取らない。仕事や家事や親の面倒を見るなど、得手不得手や好き嫌いに応じて、効率的に役割分担されている。毎回毎回ワンタイムの取引をしているわけではなく、お互いに長期的なお互いの幸せを祈っている。
この形態こそが、社会問題を含有しない、最良の組織のガバナンスの形なのだ。
そして、なぜこれが実現できるのか。
まさに他人でなく、人と人がつながり、愛情に溢れるからだ。だから、この最良のガバナンスが実現している。

 

世の中全体では、今、家庭内のようなメカニズムでは動いてない。
とはいえ、役割分担はなされている。どのような仕組みなのか。
代わりに資本主義社会のメカニズムで役割分担や貸借が行われているのだ。
資本主義社会は、「コミュニケーションツール」なのである。感情を数字で表すことで、その数字を市場で取引することで、世界単位で、他人同士であっても、瞬時に、的確に役割分担が実現できる仕組みなのである。
これはこれで、劇的に社会を効率化させた。世界中のニーズに照らし合わせて、世界中のリソースが、瞬時で動く世の中になった。しかし、もはや成熟化してきており、「社会のためになり、且つ、収益が上がる」だけを選好していられず、「社会のためにならないが、且つ、収益にはなる」も積極的に選好しなければならない時代になっている。
また、世の中に、資本主義社会の枠組みで解決できない問題だけが、たくさん残っているのが現状だ。

これが、インターネット、そして、ソーシャルメディアが普及することで、解決される。
今の一人ひとりが、他人同士でなくなる、互いに感情移入ができるようになる、お互いに長期的なお互いの幸せを祈る社会になることで、古くて固くて毎回の取引で構成されているコミュニケーションツールである資本主義社会の重要性が急落していくのだ。

 

少しぐらい解説した所で、「やっぱり、この上田、バカすぎて何を言っているのか分からない。」と言われたままだろうとは思ってるが、書き始めると、何冊も本を書けちゃうぐらい思いが溢れてしまうので、一旦置いておく。

 

経営は大好き。財務も大好き。経営も財務もフル活用する。僕もガイアックスの一株主である以上、経営者として株主利益の最大化は目指す。でも、そもそもの資本主義社会は、絶対に倒してやる!
ツンデレ。

貧困が遺伝する社会なんて絶対に間違っている。
資本主義の価値である儲けと社会貢献が一致しないことが目立つ現在の資本主義社会の仕組みは、修正のための対抗馬が必要だ。

経営には強い興味があるが、経済にはそこまで興味はない、普通であれば、忙しいし、「ピケティ・21世紀の資本」はスルーだ。がしかし、僕には、この本が、資本主義社会の最大の欠点且つ巨大すぎる力学である「貧富の差が拡大する」ことを分析している以上、この本を読まなければならないのだ。

 

で、この本についてについての感想。

・読むべきかどうか
けっこうクドイところや、説明が丁寧すぎるところがある。学術書なのかな、経営をやっていく上で読んでいる立場としては、そこまで定義を説明されなくても、、と思うことが多い。正直、僕のように「格差問題」に特別の思い入れがある人以外は、そんなタイトルの本があるかどうかは知らないが「10分で分かるピケティ」とかを買って読んでおけば、それで充分だと思う。似非ピケティ本も多いというが。

 

・結構、面白い
とはいえ、意外に結構、面白い。
正月、深夜2時にメールをチェックしてたら、寝れなくなってしまい。寝ようと思って、眠たくなるはずのピケティを取り出したが、メールのせいで過度に頭が冴えて落ち着かないということもあるのだが、この本も面白すぎて、結局、眠れず、朝まで読み続けてしまった。
ともかく、最高クラスの良本だとは思うし、買ってよかった!読んで良かった!
しかも、本の中で「風と共に去りぬ」とか、「タイタニック」とかをはじめとした、複数の映画や小説の話しが出てくるところには、妙に親近感が湧くし。

 

・フラットな立場なので、経済に対する、いろいろな疑問がだいぶ解決された
経済系の本における、今の経済分析や経済状況をフラットに解説している本は、すごく少ない。たとえば、日本国債の危険性についても「日本国債ヤバイぞ」派と、「いやいや大丈夫だぞ」派が居て、どちらの本を読んでもポジショントークが多すぎて、正しく状況を把握できない。一次情報から、自分で全部、調べていけば良いのだろうが、大学のゼミ生じゃあるまいし。
ついては、この本においては、「世界的な資本課税をするべき」というピケティの主張にのみ、ポジションの偏りを感じるが、それ以外は、かなり淡々と、今日時点で調査可能な事実を分かりやすく並べてくれているので、世界経済に対する、ポジショントーク無しの、フラットな分析結果が読み取れて、すごく嬉しい。

ただ読んでいる間は、下記のようなことが繰り返されるので。辛い。

  1. ●●については、○○という定義を持って調査した。(ここまで10ページ)
  2. この数字を見つけ出すために行った調査方法や一次データは、■■だ。(ここまで10ページ)
  3. その結果、●●は、このようなトレンドが見受けられる。(ここまで10ページ)
  4. 結論としては、他の事象に対する●●のインパクトは少なく無視できるレベルである。(ここまで10ページ)

→じゃぁ書くなよ!読ますなよ!

 

・2010年の段階の日本や日本国債が意外にセーフティだとは思った
本文では触れられていず、グラフや表内だけの表記であるが、2010年のデータとしては、日本の公的部門の債権・債務については、ほぼトントンながら債権超過と記載されていた。たぶん、精緻に分析してそうだし、他国との対比もあるので、かなり信用できると僕は感じた。
ただ、もうその2010年から6年経つので、国民所得が400兆円とした場合、毎年仮にマイナス40兆円だとしたら、マイナス240兆円、国民所得に対してマイナス60%の水準となる。これだと、ほぼ財政悪化国家のイタリアと同然。
とはいえ、民間の富の蓄積は、600%と記載されているので、つまり2400兆円あるので、みんなが、財産の1割泣けば、瞬時で解決できる。
あーあ。

 

・インフレでは、格差社会は拡大する
国家の過剰債務の解決には、まぁマイルドに国家の過剰債務の価値を相対的に下落できるインフレだろうとは思っている。そしてそのインフレが確実に来ると思ってはいる。
その逃げ場としては、インフレを起こしていない別の国家の別の通貨だと思っていた。ただ、この本では、「金持ちは、インフレリスクも考慮して、すでに手を打っている。シンプルには、資産を通貨で所有するのではなく、株式や不動産などの実体経済を所有することで、対策にはなる。」と、そちらの手法から記載されていた。
僕は、日本円を持つことが、怖くてしょうがない。
一般的に定期預金が「安全性が高い」と言われるのとは、裏腹に、僕には「リスクアセット」でしかない感じの印象であったが、とはいえ、外国通貨というのもリスクを感じて、というか、他国の財務状況が正確に分からず、リスクを読みきれず、最低限にしている。ついては、もうちょっと日本円建てでの実体経済、つまり株式や不動産の所有も検討したほうがいいのだろうと思う。

またインフレによって格差社会が拡大する理由としては、階層ごとに、下記の状況になるから、とのこと。たしかに、まぁそうだろうな。

国家・・・借金が相対的に軽くなり、助かる。
個人、金持ち・・・逃げているのでダメージはない。
個人、預金している一般市民(常識的に考えて年金生活者も含むだろう)・・・大ダメージを食らう。
個人、借金持ち・・・借金が相対的に軽くなり、助かる。

あまり考えたことがなかったが、変化こそが「混沌、と共に、全員にチャンスを再提供する」と思っていたが、一方で、一般大衆こそ、変化にやられてしまう、のが、世の事実でもある気がする。

 

・どうすれば、個人として、お金持ちになれるのか、お金を防衛できるのか、が、分かる
もちろんこの本の主題ではないが、金融商品を売りたいためのポジショントーク溢れる巷の「あなたもお金持ちになれるぞ」本に比べると、かなり信頼できる。
嫌悪感たっぷりに、「この金持ちの奴らは、こんな感じでお金を防衛していて、こんな感じで運用しているから、格差は広がってしまうのじゃボケ!」という感じの、すごく「金持ちになるための」信頼度の高い記述が溢れている。

金持ちになりたい方は、ぜひ、この本を読むべきだ!

 

・オルタナティブ投資と規模の経済
結論としては、金持ちのための大規模な投資運用において、インデックス投資や、普通の投資家がアクセスできる投資ではなく、オルタナティブな投資がメインと書いてあった。具体的には、外国の非公開株やPEファンドやヘッジファンドやデリバティブ取引や天然資源など。それで、まぁ8%〜10%程度の利回りが当然の様子。
もちろんオルタナティブな投資は、リスクも高いので、それなりのプロのチームを揃えていかないと目も当てられないのだろう、それでも運用資金額を考えると、世界トップクラスのチームを手元に揃えれて、そしてハイパフォーマンスになるのだろう。
冷静に考えると、万人がアクセス出来る投資先の時点で、その投資価格は、高止まりしているのだろうと思う。(すなわち、低利回りになっている。)
株式市場は、万人に株式投資をアクセスさせるという効能を持っているが、だからこそ、高止まりもするし、そして、もっと金を持っている人間は、株式市場を使わないのだろう。

これまでは、小規模の投資運用に限って、隙間を縫うことができ、オルタナティブな投資や中小銘柄株で、高い平均リターンを取れると思っていたが、大規模でもそうなのだったとは。平均すると投資運用額が大規模であればあるほどリターン率が高いだなんて。オルタナティブ投資のマーケットが、大規模な投資(本の中では、例えば1〜3兆円を運用している大学基金が資金の6割を突っ込んでいるのだそう)も受け入れるだけの、サイズがあるのだなんて。

やっぱりオルタナティブな投資だな、と思った。非公開株式とか、まぁそうだろうな。僕が、夢見る少年なら、アクセスのしやすさ、投資サイズを考えても、この瞬間に自分でマネジメントするスタートアップの株を多く持つよな。やっぱり。

 

・経営者のインセンティブについては、少し違和感があった
格差社会を作り上げる一つの要素として、大手企業の経営者「スーパー経営者」のインセンティブが高すぎる、この高すぎるインセンティブは、説明が付かない旨があった。嫌悪感たっぷりに。
具体的には、「経営生産性の上昇との有効な連動性が見つからない」「その業界にある会社全部の利益が上昇するなど経営者個人の能力ではないツキとの連動性の方が高い」などの記載が。

僕的には、適当だと、説明もつくし、理解もできる。
一般社員とスーパー経営者の報酬の倍額に注目していると、たしかにそう感じるのかもしれないが。

たとえば、ベンチャーキャピタルのパートナーさんたちには、7年の運用期間の結果、運用資金のキャピタル・ゲインの20%を渡す、ついては、運用資金額に応じて大金持ちになりうる、のが、一般的であるが、これと同じである。
現実には、運用資産(会社経営であれば、純資産額や総資産額を使ってもいい)を、この執行担当に預けている株主が、執行担当の報酬を意思決定しており、またその立場から行くと、高すぎると言われるスーパー経営者の報酬であれ、あまりに微細すぎて、もはやどうでもいいのだ。
ルーレットで資金運用しているとして、0の目が36個に対して1つしかない台と、2つもある台であれば、運用資金が1兆円であれば、1つしかない台を選択するために、年間数億円コストを掛けても痛くも痒くもないし、バカじゃない限り、数億円ぐらいは気前よく使う。結果、0の数が1つだろうが、2つだろうが、勝つ時もあれば、負ける時もあろう。だからといって、数億円は数億円で支払う。安すぎて、考えるだけ意味がない。「経営者の能力によって出せる結果の差」と「報酬の策定」もそんな感じだろう。
それが、結果的に、年収数百万円の一般労働者の100倍になっているだけであり、そこを比較してどうのこうのというのは、すごく違和感がある。

本を読んでいて、「悪意ある経営者のお手盛りと内部だけでの交渉によってこうなっていて、正すべきだ」の論調ではなく、「大規模運用資産は利回りが小規模運用資産のよりも良い」と同様に、所与の条件として考えてもらいたいものだと感じる。

 

・経営者インセンティブでトップ層になれることについて
トップ層の大金持ちの分析もなされていた。
トップ層に食い込んでいるのは、主に2種類ある。昔からの遺産相続者としての金持ちと、自らの力量、つまり、スーパー経営者の高額なインセンティブや、スタートアップ創業者の株式所有からのキャピタル・ゲインによる金持ちと、であり、概ね半々の割合だそうだ。
僕の感覚は、ビル・ゲイツとかは、本当にレアケースで、なんとなくだけど、金持ちの内訳は、100対1で遺産相続者の方がダントツで多いと思っていた。が、そんなことはないんだ。

この本の論調では、「米国では、能力に応じた格差社会になっていることをPRしたいため、また、国民も信じたいため、遺産相続者ではなく、能力ある経営者がよく取り上げられているが、実際は、半々なのだ。その能力ある経営者も一流大学出身で、その大学に入学している学生の家庭の平均年収はすでに格差の上位層のみなので、実際は、貧困格差は世代間に遺伝する。」と懸念を述べている。

ただ、僕にとっては、半分も占めているのであれば、十分だと思う。また、全社会人が、これを明るいニュースとして喜んで受け取るべきだと思う。
普通に読む限り、どう考えても、やっぱり大企業の経営のトップ層で経営を成功させるか、株を持ってスタートアップを成功させるしかないだろう。みんな、そうするべきだ!どうやって成功させるかは、さておき。
もちろん、他の方法として、プロゴルファーになってもいいみたいだが。

 

・僕にとっては、格差社会の解決、資本主義をぶっ潰すので、結論、あまり関係ない
この格差社会の解決のために、ピケティが推奨しているのが、「世界的な資本課税」である。全世界が協調して、毎年資産の1%に、税金を掛ける、という方法だ。
巷では、こんな課税については、タックスヘイブン国家が協力しない、ついては、現実味がないとかって、手厳しく言われているが、僕は、テクニカルには、全然可能だと思う。
みんなが思っているより、政府というものは無茶苦茶で、利害さえが絡めば、何も考えず、気軽に、好き放題してくるぞ、って思う。具体的には、タックスヘイブンに行って税金を払わない人間を二度と入国させない、とか、輸出入を止めるとか、それこそ、適当な理由をつけて、軍事力ですら行使してくると思う。アメリカの過去の戦争とか、って完全に、軍需産業の主要企業の利害だけで動いていたのだろうし。

ただ、テクニカルな点ではなく、もっとも危惧するのは、この資本主義社会の中で、もはや民主主義社会が機能していない時点で、つまり、国の意思決定は金持ちが行っている時点で、実現はかなり難しいと思う。
政治もそうだし、第四の権力であるマスコミを完全に資本主義に乗っ取られているし。そのような中、僕達、群衆が勝てるとは思わない。
格差社会をなくすようなことを、金持ちにとってマイナスなことを、意思決定者である金持ちの誰がしようと思うだろうか。資本主義社会における多くの社会問題の中で、格差問題こそが、最大、且つ、最強であるのは、この構造のせいなのである。

だからこそ、この格差問題の解決こそが、人生を掛けて挑戦するのに値するチャレンジなのである。

 

格差社会はなくならないのか?

そうではない。
ソーシャルメディアとシェアリングエコノミーで主要な問題は解決される。根本的に解決されていく。ネットベンチャーで働く人風に言うと、ディスラプティブなイノベーション。(いま風!いま風!ディスラプティブ!ディスラプティブ!)

根本的に解決されるのは、まさにガイアックスのミッションである「Empowering the people to connect.」のその先にある状態だ。

 

たとえば、この本の中でも、世代間の貧困の連鎖において、「子供へ多く資産を相続する」について、所与の行動パターンとして、記載されている。
この前提ですら、崩されるのである。
ソーシャルメディアが浸透していくことで、家族と他人の違いがなくなっていき、子供以上に赤の他人のことが「好き」になるのである。
もはやそのような状態に変わったとしたならば、「21世紀の資本」として調査して予測した結果や対策など、全部意味をもたない。

たとえば、この本の中でも、「自分のためにお金を使うために、資産を防衛する」について、所与の行動パターンとして、記載されている。
この前提ですら、崩されるのである。
ソーシャルメディアが浸透していくことで、自分と他人がどっちがどっちなのか、分からなくなっていくのである。他人のためにもお金を使うようになるのである。自分の感情だけでなく、他人の感情が、常に自分の脳内でストリーミングされている最中、素直な感情として、もはやみんなの感情が分離不可能に合わさったものだけが自分の感情であり、そして、誰から何を防衛するのか、その目的自体が、狂っていくのである。

たとえば、「幸せのために、たくさんお金多く持とうとする」についても、もはやこれは、当たり前すぎて、所与の行動パターンとして記載もされていないが。
この前提ですら、崩されるのである。
「幸せ」と「お金」は、どんどん分離していく。
将来においては、他人とつながること、自分の感情が相手に分かってもらえること、まわりの人の感情を自分が感じれること、近くにいて、そして、それを超えて合体して1つになること、最後には、地球が1つの生命体になっていくことだけが、幸せであり、快感なのである。

 

このような社会になるのは、100%間違いない。
問題は、そのような社会に、歩を進めるにあたって、僕が、また、ガイアックスが、果たして役に立てるのか、である。
役に立ちたい。生きたい。力強く生きたい。

 

よし、今年もがんばって仕事しよう!

 

ガイアックスグループ、2015年の事業以外の振返り

2015年もいろいろなことがあった。
業務自体の話しではなく、それ以外の点の感想。

予算でもなく、事業部担当ではなく、中期経営計画でもないので、フォーカスしずらいが、ここ最近、ガイアックスグループ全体で下記とかの点が、どんどん強くなってきているのを感じる。
ジャンルによっては、あまりに凄すぎて、「いつの間にこんな優等生に!」感が半端ない。

クラウドソーシングの活用
ランサーズさんには何度も出張レクチャー頂いたり。甲府方が普及に尽力を。ほぼほぼ普通にメンバーが使いこなしてきつつあるのでは。
ブランディング
Natashaが、ブランドダイレクターに就任して、責任と権限の一元化ができた。
動画
村上がかなりセットアップしてくれている。
ダイバーシティ
榎本が一気に進めてくれた。
コーチング
佐原が制度などを作り、コーチを受ける人・学ぶ人が増えた。
英語
うー。adishや江戸がだいぶ放り込んできてくれる。
プレゼンテーション
各事業の責任者のプレゼンが凄すぎて。涙が止まらない。思いをしっかり届けてくる。杉之原のリーダーシップの貢献も大きいのだろう。
働き方の柔軟化
ソーシャルグループウェア社や10x Lab社は前から自由な感じだったが、ソーシャルメディア運用事業でも普通に。その他、海外で働いている人もいるし。
OBのネットワーク
OBの皆さんには、数字的に、物理的に、ノウハウや各種の情報に、精神的に、すごく助けてもらっている。(今年のAppBankとPIXTAの2社の上場は、嬉しくて忘れられない。)
外部とのネットワーク
外部のキーパーソンの方によく助けてもらっている。もともと取締役会は社外取締役比率8割だが、今年は、それ以外でも重要な財務戦略会議などでも著名な外部の人に入ってもらった。全く別だが、社内研修も基本は外部の人が1〜2割ぐらい参加されている。
健康的な環境
荒井のまいにち食堂(実際は、きまぐれ食堂だけど)やヨガ。

インターンの活躍
昔から活躍してくれているが。
ガジェットが溢れる
訳の分からないガジェットが増えてきている。

個人的には、こういったことがイマイチな環境で働くのは、すごくストレスで、逆に、毎年毎年急激に強化されているのが、すごく嬉しくて幸せに思っている。そういう「ちゃんとした適切な環境」に居ていることだけで幸せ。

僕が、最初の会社、ベンチャー・リンクに就職したのも、ベンチャー企業の支援という事業内容やスキルアップができそうという要素ももちろん重要ではあったが、それ以上に、97年の時点から、全員がノートパソコンを所有して、イントラが充実していて、ほぼ8割9割の会議がテレビ会議システムによる遠隔での開催で、裁量制でいくらでも働ける(実際、毎日深夜3時4時まで自由に働けた←本当は深夜は裁量が適用できないのでダメだけど)、っていう環境が、「就活中の学生にも目に見えて」且つ「この選択ができている会社に間違いはない」という評価につながり、それが会社選択の決め手であった。
そして、入社後も、その環境が自分の中で強い心地良さにつながっていた。

こういった強化については、ジャンルによっては、プロジェクトチームがあったり、推進責任者がいてくれて、それはそれでパワフルなものの、とはいえ、誰かだけが推進しているというより、グループで全体的に、いろいろな部署やチームが、同時多発的に、挑戦していってくれているので、普及スピードも上がっているのだろうと思う。

日頃の業務がある中、一度変化したら効率化・省力化されるものの、変化のプロセスには、パワーと熱意が必要かと思うが、多くのメンバーががんばってトライされているので、がんばって切り込んでいってくれるので、すごくうれしい。

 

2016年も、もっともっと、良い、適切で効率的な会社になっていきたい。

クラウドソーシングの活用
使っていない社員は居ないように。本来は、クラウドソーシング総額が給与総額を超えるべき。必ず一人のメンバーが、数人をクラウド側に雇うべき。ソーシャルメディア運用事業部長の菅のノウハウが、もっと社内共有された状態にしたい。
ブランディング
もっともっとNatashaに全てをハンドルしてもらいたいし委ねていきたい。社会に認知されている度合いが、存在の度合い。
動画
来年の目標は、たしかグループ全体で、年間数百本の動画作成だったかな。マニュアルなどの内部用・外部用共に動画をもっと当たり前に。
ダイバーシティ
榎本が進めるLGBTに関するダイバーシティはもちろん、杉之原が女性の活躍にもっとフォーカスを当ててくれるそう。さすが楽しみ
コーチング
コーチは絶対に正しい概念。「マネジメント」は間違っている。「リーダーシップ」もいいが。やっぱり「コーチング」。受けるのも習うのも。佐原が補助制度を作ってくれたので、もっとトライをしていく。
英語
全社的にも、シェアリングエコノミー事業先進国の研究や体験しにいくのは、もっと必要だろう。来年は、野澤がTOEIC900点突破をするらしい。僕は、、英語は、、うー。
来年の年末の事業部報告は、資料は少なくとも英語必須・日本語併記自由だろうな。英語だと日本人も海外メンバーも分かるので、効率的だし。そういう意味では、プレゼンも英語のみもあり、だろうな。
プレゼンテーション
プレゼンテーションは素晴らしいが、外部に広まってなさすぎ。この事業リーダー陣の、この社会に変革を起こすべきだという思いのこもったプレゼンこそ、しっかり世の中にデリバリしなければならない。そして社会全体のためにやる事業なんだから、社会全体にもっと手伝ってもらうべき。もっといっぱい多くの優秀な人に集まってもらうべき。やっぱりやるべきは駅前での辻説法なのかな。
働き方の柔軟化
エンジニアのメンバーがもっと働きやすくしないと。働く場所や環境や時間をより柔軟にしたり、田舎で働く人が増えるといいな。業務内容に即して、固いところは固く、柔らかいところは柔らかく。
OBや外部とのネットワーク
社内の重要な会議であればあるほど、外部の人が必ず入るように。社内研修であっても、よりオープンにする。もっとOBにも情報は共有し、関係性を強化する。
インターンの活躍
今、インターンの人数は、グループで40〜50名ぐらいだと思うが、数倍ぐらいにはしたい。
ガジェットが溢れる
会社全体がアケルンで管理されて欲しい。社内で文書を運ぶのにドローンが飛んでいて欲しい。
ソーシャルメディアの活用
社内の写真や動画の素材に、即時、誰でもいつでもアクセス出来る状態に。何かのノウハウについて誰かがどこかで講演をした数時間後には、社内外向けにソーシャルメディアに動画が流れてつつ、社内の誰もが次の提案先で見せれたり、個人のブログにアップできたりするように。
そして、日頃のガイアックスがもっとダダ流れするように。もはや社内研修用の動画を社内に置くな。ネット上に置け。誰かがそれで助かるかもしれないし。とかって人に言う暇があれば、僕も、もっとブログを更新しないと。
日常生活にスマホを
仕事をパソコンからスマホに。世の中は、ユーザーは、スマホだし。スマホでもっと仕事しよう。(えぇ、このブログ、PCで書いています。)
事業のカーブアウト
もっともっと加速させる。もちろん、グループ内で大きく爆発するのが一番だけど、グループ内で小さくまとまるぐらいなら、グループ外で、社会のリソースをもっともっと集めて、もっともっと爆発しないと。
何十年も続いている学食内のラーメンやうどんみたいな味と匂いがする。やっぱり世界に打って出てる一風堂や丸亀製麺じゃないと。つまらない。
ミッション重視
けっこうすでにミッション重視だけど。来年は、メンバー個人のミッションである「ライフプラン」にしっかり向き合いたい。

 

「人と人をつなげる」が「主」で、それ以外は全部「従」。
でも、結果を上げるために、効率的にするために、適切な環境を目指していく。