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ガイアックスで新規事業としてライブ配信支援サービスを開始している矢部さんに、新規事業の立ち上げた経緯やその内容をお伺いしました。ビジネスや行政におけるライブ配信の活用やそのノウハウの紹介、また、ライブ配信領域の今後なども紹介させてもらいます。

矢部立也

株式会社ガイアックス ライブコミュニケーション事業部長
東京大学に在学中にHR領域のスタートアップ複数に参画の後、マーケティング支援や障がい福祉の領域で起業。複数業界でのマーケティング支援、障がい福祉領域にて、人材サービスの立ち上げに従事。ガイアックスに新卒入社後、投資先担当サービスをガイアックスへ事業譲渡。オンライン配信支援事業として事業部化、事業部長に就任。業界ジャンル問わず、様々な行事、イベントのオンライン化、ライブ配信に従事。

公式サイト: https://www.gaiax.co.jp/service/online-support/

上田祐司

株式会社ガイアックス 代表執行役
ガイアックスでは、「人と人をつなげる」をミッションに、ソーシャルメディアとシェアリングエコノミー事業を展開。また起業家が集うスタートアップスタジオという側面も持ち、社会課題を解決するための事業づくりサポート、投資を行う。シェアリングエコノミー協会代表理事。

公式サイト: https://www.gaiax.co.jp/
Twitter: @yujiyuji

上田

今日はライブ配信新サービスの ご案内をしたいと思います。
で、何よりそれを 責任者として進めてくださっている、矢部さんのお話を いろいろ面白いので、いろいろ皆さんにも聞いて頂きたいな と思います。
それでは、矢部さんに簡単に、まず一言で自己紹介すると どんな感じでしょうか?

矢部

はい、ガイアックス今、新卒2年目に 入ったところの矢部と言います。
で、元々事業を作るところ とかっていうのに興味があって、

自己紹介

矢部

ガイアックスにジョインして 色々新規事業を作る機会を模索しながら、今そういう事業、ライブ配信のサービス って言うのを提供しているような形です。

上田

ちょっと色々聞きたいんですけれども

矢部

はい。

上田

入社されて1年ちょっと と言う事なんですが、そもそもなぜ ガイアックスに入社されたんですか?

矢部

はい。すごい幼少期の頃から 祖父母が経営者だったって言うのがあって、経営者になる事とか 事業作る事っていうのは、元々すごい興味がありまして、そのための手段として自分で起業したいとか いっぱい選択肢があると思うんですけれども、その中で今の自分の考えとか または一緒にやる仲間とか、そういった意味で ガイアックスで事業作るって言うのが、自分にとってベストかな って言う風に考えて入社しました。

上田

ちなみに学生時代、その東大の時に 色々ご自身でもビジネスやってたんですよね?

矢部

そうですね はい、いろんな仲間達と、自分が興味があったその障害福祉の領域で ちょっとサービスを作ってみたりとか、まぁ、その種銭を稼ぐために 広告運用やったりとか、スモールビジネスですけれど そういうのはやってきました、はい。

上田

なんか、その時は やっぱり事業楽しかったですか?

矢部

そうですね ま、そうですね。
事業作ること自体とか サービス作ること自体はすごい楽しくて、より、ガイアックスに入った理由の ところもあるんですけれど、より大きな事業とか もっともっとスケールの大きい事を、やりたいなっていう風な気持ちが、学生時代のそういう経験を通して 湧いてきたかなって感じです。はい。

上田

ガイアックスとしても なかなかいつも面白い学生さんが、入社されて来るんですけれど、矢部さんはご自身でもされてたと言う事と、結構お話しさせて頂いても、なかなかパワフルだなと、 そういう印象があってですね、で、実際もう早くもこの事業が、入社して何ヶ月目から この事業の責任者になってたんでしたっけ?

矢部

実質のこの事業の原型みたいなところは 結構5月とか6月ぐらいなので、1-2ヶ月ぐらいから自分で回させて頂いて、今の形になったのは10月なので、6ヶ月、半年ぐらいですね。

上田

なるほど、では

事業紹介

上田

早速ですが 事業紹介をやっていって頂きたいと思います。

矢部

はい、ありがとうございます。 事業の方紹介させて頂きます。
我々は所謂今この時流もあって ライブ配信とか、オンラインイベントってあると 思うんですけれど、そこを企業さんだったりとか 行政機関さんが、ビジネス上の課題解決だったりとか、何か政策の発表だったりとかっていうに 活用されるような世の中になってくる中で、そこの運営 企画を立てるところから運営っていうところまで、一貫して支援するような事業をやってます。
オンラインイベントだったり ライブ配信っていうところは、そもそも何のためにやるのか みたいなところから始まりまして、実際当日やって後はその結果を振り返って、より次の機会につなげていくだったりとか、ビジネスにつなげていくっていうところまで、重要だなっていうところなので、そこを一貫してやってるっていうところが、全体的なサービスの内容になってます。

矢部

ガイアックスでやっている事業という形で、オンライン配信とかライブイベント、それ単体でも行われるんですけれども、そこには様々な周辺領域が関わってまして、例えばそのイベントを サイトで告知したりとか、あとは、そもそもその配信とか っていうところを、どこから発信していくのか、みたいなところ、それで会場が関わってきたりとか、ガイアックスでこの事業やる意義 みたいなところで言いますと、会社全体のさまざまな リソースアセットを使って、一つのライブ配信 っていうのを作り上げていって、結果として今ビジネスの課題解決に つなげられるみたいなところを、一つ強みとして 事業運営っていうのをやってます。

上田

そのライブ配信って言っても 色々あると思うんですけれども、

矢部

はい。

上田

カテゴリーはもう ビジネスに振ってるって事ですよね?

矢部

大きく言うとビジネスと行政ですね。
はい、国際的なカンファレンスだったり とかっていうこの二つに振ってる形です。

上田

じゃ、例えば大手ミュージシャンが ライブします、みたいな、そのライブ配信はやらないですよね?

矢部

そうですね、やらないですね。
そこは強みとは違うところで、別の結構、業者さんによって いろんな色があったりするので、うちはそこはあまりやらないですね、はい。

上田

そこをもうちょっと突っ込んで言うと、何がやって何がやらなくて、業界の中ではどうだみたいな事を言うと どうなんですか?

矢部

基本的にですね 会社のカラー的にも、なんかカチッとしたフォーマルなイベント っていう所にフォーカスしてまして、何かすごい大きく分けると、おっしゃって頂いたエンタメチックなものと 真面目なもの、みたいな、凄いざっくりとした 分かれ方の中で言うと、その真面目な部分に フォーカスしているという形で、まぁ、その真面目っていうところは もちろん、製品の発表会だったりとか 講演会みたいなところ、みたいなところとか、もしくは場合によっては もう少しくだけた、ある新商品を例えば テスト的にオンラインイベントで、意見を聞きますよ みたいな所だったりとか、そういうところはあるんですけれど、まぁ、概ね企業さんだったりとか 行政機関さんていうところの、フォーマルなイベントをやるっていうのが、結構うちの特徴で。

上田

なるほど。わかりました。

矢部

はい、ありがとうございます。

矢部

で、今言ったことにも 繋がるんですけれども、うちのしっかりとした運営体制でやってますよ っていうのが一つの強みだったりしまして、結構、業者さんてかなり色が全然違いまして、結構、それこそ音楽系の配信業者さんとかだと、結構、それぐらいくだけた感じの イメージなんですけれども、僕らはそこはしっかりと、お客さんていうところを支援してるっていうのが、ちょっとひとつ特徴ではあるかな っていうところです。

矢部

あとは具体的なサービスラインメニュー みたいな所になってくるんですけれども、ここは動画撮影編集っていうところは もちろん、その映像を作っていくっていうところが メインのサービス内容になっていたりするので、いわゆる動画にしろ配信にしろ、どういう展開にしていくのかだったりとか、どういう絵の作り方をしていくのか、それがどう効果的なのかっていうのを お客様と一緒に作っていくっていうところ。
当日は絵作り っていうところをしていきながら、っていうところを メインでやっていて、永田町の本社にあるスタジオとか 貸してもらって、私が今いる所もそうなんですけれども、というところでの配信を中心としながら 映像を作るっていうのが、メインのサービスになっています。
あとは、まあ細かいんですけれども

矢部

よりクリエイティブなものと言うか どちらかと言うか、映像制作とかに近いところって言うところも オンラインイベントの一つの、例えばオープニングだったりとか プロモーションムービーだったりとか、っていうところも作っていって、よりイベントを工夫していく クリエイティブなものにしていく、みたいなところの領域に していったりですとか、

矢部

あとは特にライブ性みたいなところ、双方向でライブ配信をするために いろんなツールを組み合わせたりとか、もちろん企画っていう意味で 双方向にやっていきましょう、みたいなご提案をしたりとかも含めて、そのライブ配信はただ映像を送るだけ っていうところから、より参加者との インタラクティブなやりとりを通じて、なんかより面白いものにしたりとか、より効果的なものにしたりとか っていうところのご提案まで含めて、ちょっとやらしてもらったりとか そんなことをしています。

矢部

あとはちらっと先程お話の中に 出させてもらったんですけれども、永田町のガイアックスの 本社ビルの中に、撮影配信ができるスタジオ っていうのを作ってまして、ここに機材があったりとか、ちょっとしたセット この後ろにあるような、ちょっとした家具だったりとかを 置いてですね、って言うか東京のど真ん中にある 永田町のスタジオっていうところで、結構僕らは特に行政機関とか あとは大手の会社さん相手にしているので、来やすい場所に こういう配信場所を持っていて、ウェビナーだったりとか、いろんな動画撮影だったり とかっていうのに気軽に来てもらって、撮ってもらうっていうところを 一つ特徴、強みとしてやってます。

矢部

あとは先ほどちらっと 触れましたけれども、当然イベントをやるにはそこに人に来て もらわなきゃいけなかったりするので、そういうところで ランニングページを作ってきます。
これは元々ガイアックスが ずっとやっていたサービスと言うか、お客様に向けてサイトを作ったりとか 運営するみたいなところ、ここは色々社内でご協力してもらいながら 進めていったり等をしております。

矢部

あとはそうですね、先ほどのところにも ちょっと重なるんですけれども、全体的なクリエイティブどうしますか?
みたいなところも 我々のご提案の範囲に含めながら、結構オンラインイベントって 結構そのブランディングだったりとか、会社の全体的な告知に使われるようなケース だったりとかもあったりするので、結構所謂自分たちで お手製でやるっていうやり方も、もちろん会社によっては 選ばれたりするんですけれども、一つちゃんと会社というものを 発信していく、オフィシャルに発信していくっていう意味で、しっかりクオリティって面でも上げていきましょう みたいなご提案をする際には、こういう全体のトンマナだったりとか、映像の作りみたいなところも ちょっとご紹介したりとかしています。

矢部

あとはじゃあ実際にどういうものやるの みたいなところで言いますと、ちょっといくつか事例 出せる事例に限定してなんですけれども、会社さんの サービスの全体的な紹介と、会社自身のPRみたいなところを 目的にやったようなイベントで、これはオンラインで開催 っていうところなので、当然当日のオンラインの配信 っていうところもやりながら、そもそもどういうイベントを 設計をしたりとか、ここに出てるような どういう有名人を呼んだらいいのか、みたいなところから、結構ゼロから作りにいったような形で サイズだったりとか、あとはここに何人呼びましょう みたいな集客だったりとかっていうところも、まるっとやらせてもらったりしてます。

矢部

あとはかなり 近いものなんですけれども、どちらかというとクリエイティブな、よりおしゃれなイベントにしたい っていうところだったりするので、永田町GRiDの地下1階だったりとか、そういうカジュアルな雰囲気で映像を送っていきます っていうところだったりとか、こういうなんかビジュアルで カラフルな映像を作っていきましょう、みたいなところも、一緒にイベントを作っていって 当日運営して、サイトも同様に作っていくってところを ご支援したりとかしています。

矢部

これはかなり近いような形です。
永田町GRiDの地下1階で やったようなイベントになっております。はい。
っていうところがざっと 事業紹介っていうところです。はい。

上田

その得意不得意で言うと、単なる撮影よりかは お客さんがいる撮影の方が得意なんですよね?

矢部

お客さんがいると言うと?

上田

視聴者というか参加者?

矢部

そうですね。 生配信みたいなところ。
視聴者が同時にいるようなところが 得意ですね。はい。

上田

多分、立場的にも 何言われても何でもできます、っていう立場だと思うんですけれど、とは言え、何が得意で何がめちゃくちゃ得意 ではないという観点で聞いていくと。

矢部

はい。

上田

あとはじゃあ そのお客さんがいない、例えばテレビCMみたいなのを作ってよ って言われるのも、ちょっとメインフォーカスポイント ではわけですよね?

矢部

そうですね そこをメインにはしてない。
そのライブ配信の一部で使うPV みたいなのは作ったりとか、あくまでサブ的な うちではそういう位置付けです。はい。

上田

ちなみにその登壇者の方の メールアドレスに直接連絡して、当日の日程調整の確認とか配信 リモートの時のこういうカメラで、ちょっと事前にチェックさせてもらいます みたいなのはやる?やらない?

矢部

やりますね。はい。

上田

それはフォーカスポイント?
それともやれって言われたら 喜んでさせて頂きますけれど、みたいな。

矢部

結構フォーカスポイントで、そこをしっかりやることが 当日の成功につながったりするので、結構我々からどんどんそこら やり取りを巻き取ってやっていくっていうのは、一つ何かあります。 サービスとして、はい。

上田

えっ、ちなみにこのイベントの じゃあなんか登壇者、この人で調整するんだけど、みたいな、いや、この人よりこの人の方が いいですよ、とか、いや、僕らの方で伝手があるので 登壇者引っ張ってきましょうか?
までは、そこまではしない?

矢部

場合によってはします。
先ほどお見せした青野社長とか 夏野社長がいた時は、そもそも誰を呼ぶかっていうところから、お声掛けみたいなところまで やったりしますね、はい。

上田

なるほど。じゃあ例えば 500人くらい呼ぶビジネスカンファレンスで、発注者側はどれぐらいの体制で それ実現できそうな感じなんですか?

矢部

ほぼほぼなのでさっきの話の流れ的にも 結構、僕ら全部どんどんやりにいくので、結構向こうの担当者1人とかで それぐらいのカンファレンスを回せるぐらいには、結構うちもいろんな決まった業務フローとか ご提供しているのでっていう感じなので。
結構概ね1人か2人ぐらいが多いですね。

上田

じゃあ、このライブ配信支援サービス って言ったら、なんかカメラとか機材が 一番こだわっているのかなと思わせきや、実際は登壇者へのスケジュール確認の メールのテンプレートの整い度合いとか、その事後のアンケートの取り方とか、その集計の方が整ったりする みたいな感じなんですか?

矢部

実際おっしゃる通りで、結構その担当者の方からすると もう気軽にやって欲しいなっていうところがあって、カンファレンスとかオンラインなので、まあ一定コストを抑えて 何回もやりましょう、みたいなご提案を結構するので、逆に言うと そこの向こうの担当者の負担を減らして、僕らでできる部分を増やしてっていうような形で サービス提供しています。

上田

ではそのライブ配信 そんな感じでいろいろ、

ライブ配信の活用

上田

まるっとサポートしますよ って言う事なんですけれど、ちなみに企業サイドで言って、ライブ配信をどう活用していくべきだ というような話を、ちょっと進めさせてもらったら と思うんですけれど、

矢部

はい。

上田

お客さんから言われる 仕事でもあるので、お客さんがこういう風に使いたいと言うのは 否定はしないと思うんですけれど、矢部さん的には 本当はこう使った方がいいのにな、とか、いやいや、今別に うちこんな仕事してないけれど、本来あの会社がこういう形で ライブ配信を使うべきだとか、そういう感じで言うとどんな事を 日頃思っていらっしゃるんですか?

矢部

そうですね、ビジネス利用ってところに フォーカスしてお話すると、結構オンラインなので 有名な人とか、普段はブッキングできないような 海外のCEOとかが、気軽に参加してくれるっていう特性があって、そういうところとオンラインイベント っていう特性も相まって、結構その何て言うんでしょう、バッとマスに 認知を取ったりとか、あとは逆に言うと、その会社の意思決定層の方々とか 部長とか取締役クラスの方々、っていうところとの 接点を持ちやすいっていうのが、オンラインイベントの特徴なのかな っていう風に思っていたりするので、なんか目先のこの商品のリードを取りましょう っていうところから、より一歩なんか意思決定層とか、結構そういうオンラインのイベントの 特性を生かして、そういうマーケティングチャネルの 一つとして使ってほしいな、みたいなところは結構あったりして、所謂Webセミナーみたいなところだと、かなりそこに その課題に課題感があって、もうニーズが顕在化しているような人たちを 集めて来る事はできるんですけれども、よりオンラインイベントとかライブ配信を がっと大きくやりましょうってなると、よりなんか意思決定層だったりとか 潜在層だったりとか、そういう人たちを取ってくる マーケティングチャネルとして使う、のが一番いいのかなとか って気がします。

上田

元々ガイアックスも 映像制作の会社じゃなくって、どちらかと言うと 永田町GRiDを始めとしたイベントを、バンバンやっている会社 上がりでもあるので、なんとなくそのイベントだとか カンファレンスの価値って言うのはわかります。
ただ、この確かにオンライン化、もっと言えば、このコロナで Zoom化した社会で、やっぱり引っ張り易くなっている って言うのは、いろんな登壇者の方に参加してもらい易く なっているってのはあるのですか?

矢部

間違いなくあると思いますね。
海外に住んでる方とか地方の方とかも 気軽に参加できてとか、結構、今今、我々がいろんな著名人の方と お声掛けすると、もうオンラインだけ オンラインなら気軽に出るけれど、ちょっと現地に行くのは みたいなところはあったりするので、そこは、ひとつ価値かな、とは思います。

上田

ちなみにそのライブ イベント全体がライブだとして、ライブで出てくれるパターンと、五分動画だったらそのイベントに作って送るよ みたいパターンもあると思うんですが、そこら辺はどう考えていらしたんですか?

矢部

正直ライブと事前に撮ったところって 結構役割が違うと思ってまして、やはりライブで入ってもらうのと 録画を流すのだと、観てる側からすると やっぱり全然違って、質問とかコメントの数も やっぱり全然違うので、できれば生で出て欲しいな っていうところは有りつつ、ちょっと話逸れるんですけれど、結構アメリカとかだともうかなり オンラインカンファレンスとかなり数が出ていて、もう結構その いや、勝ちパターンとして、収録でしっかり作りこんだ映像と、ちょっと短いライブでコメントとか インタラクティブにセッションする、みたいなところを組み合わせたコンテンツが 多かったりするんで、結構そこは使い分けだとは思いますね。

上田

なるほど。全体が ライブイベントなんだけど、中に結構作りこんだものが ポンポン入ってるっていう。

矢部

はいはい、そうですね。
はい、お客様のニーズも 結構そういうのやりたいっていう、お引き合いも増えてきて、って言うかその辺は いい傾向というか、そういう傾向なのかな と言う風に。

上田

いや僕も1回テイラー・スウィフトの ライブに行ったんですけれど、昔。

矢部

はいはいはい。

上田

数年、2-3年前ぐらい

矢部

はい。

上田

基本、ライブで歌って 演奏してるんですけれど、この周りの動画の作り込みがあたかもPVっぽい 音楽PVっぽくてですね。
ミュージックビデオぽくってですね。

矢部

はいはいはいはい。

上田

作り込みとライブの合算か すごいなと思ったんですけれど、

矢部

あー。

上田

そうなってきているって事ですね。

矢部

そうですね。 おっしゃる通りですね、はい。

上田

ちなみにそのイベントはライブの方が いいとは思うんですけれども、いやいや、もうイベント最初から アーカイブでいいんじゃないの、みたいな。
アーカイブをYouTubeに上げておけば いいんじゃないの、っていう部分に関してはどう考えています?

矢部

そこもやっぱり役割だとは 思ってまして、Webセミナーみたいなところとか、何か情報を伝えるって言う意味では、そういうご提案はむしろ 僕らからする事もあるんですけれども、一方で皆さんが一堂に会することが 重要だったりするような、シチュエーションって 結構あったりしまして、結構我々ちょっとさっきの文脈とは また違うんですけれど、結構社内の活性化のイベント だったりとか、社内のまたこうブランディング変えていきましょう そのキックオフしていきましょう、なので大々的 オンライン配信やりましょう、みたいなご支援とかを やったりする仲だと、やっぱりみんなが時間を そこに割いて集まって、コメントとかそういうところで、時間を共有するって言うのが 大事だったりするので、ちょっとそこは役割と内容によって 使い分けかなという風に。
実際お客さんにもそういうような話を したりします。

上田

ちなみにそのライブ配信作ったコンテンツ っていうのは、後で参加者にのみ見せるだとか お金払ってくれた人に見せるだとか、もしくはいやもう暫く経ってから 無料でオープンにするとか、場合によれば 直後から無料でアーカイブで閲覧できますとか、そこら辺もいろいろあると思うんですが そこら辺はどう考えているんですか?

矢部

1番はやっぱり情報資産として、積極的に活用するっていう全体感は そういう風に考えていて、結構、特に海外とかだとやっぱりリードの刈り取り って言うとなんか生々しいですけれども、やっぱりそのコンテンツを使って お客様候補とか、採用候補集めるって言う意味で言うと、もうアーカイブの活用というところも、そのリード獲得の一つのチャネルなので、当日だけではなくて もうすぐにアーカイブを公開して、そこをサイトにアップして、会員登録してもらって それを見せるとか、なんかそういう形でどんどん目的に合わせて 活用していくってのがいいのかな。
ちょっとオープンのイベント クローズのイベントで、それぞれ目的に応じて 違ったりするので、必ずしも一概に すぐYouTubeに全部上げましょう、みたいな話には ならないんですけれども、いずれにせよ目的に応じて そのアーカイブの活用っていうのは、またその当日やるって話と別軸で、色々戦略的にやる方がベターかな とかって思ったりもします。

上田

なるほど。わかりました。

今後の戦略

上田

じゃあ最後に今後の戦略。
これは事業部としての戦略も あるんでしょうけれど、ま、それは一通り聞いた後ですね。
矢部さんの個人としての今後の戦略 というか、どうやっていくの?みたいなのも ちょっと合わせて聞きたいなと思います。
まずその事業とかサービスの方の 今後についてはどんな感じで?

矢部

まずこのオンライン配信とか オンラインイベントみたいなところが、根付くかっていうところだったりとか、結構、中国とかだともう、ライブ配信とかって言って 立ち上がってるカテゴリだと思うのですが、日本ではまだ そうじゃなかったりするので、一旦まず そこがマーケットがどうなるか、みたいなところが一つ 前提条件として大きいなと思ってまして、で、今までご説明したとおりオンラインイベント ならではのメリットだったりとか、必ずしもコロナだからオンライン化しましょう みたいな単純な話と言うよりも、そういうところあったりするので、今後はより一層効果的なユースケース っていうところにフォーカスして、ライブ配信をより根付かせる。
冒頭にやっぱりやって終わりとか ショットで大きく打ち上げて終わり、っていうところよりも、継続的な施策としてライブ配信を どんどん使っていくような、企業だったりとか行政機関というところが 増えていくっていうところを、そこの力添えが出来ればなってところは 全体の戦略としてはあったりするので、これまでのコロナでちょっとイベントが オフラインでできなくなったから、オンライン化しましょう みたいなところから、オンラインイベントっていうのを一つの もう当たり前に活用するような手段だったり、マーケティングチャネルとして、より僕らがフォーカスしている 大手企業だったりとか、大きな行政機関というところに 根付かしていく、みたいなところが、今後の戦略としては あるかなっていうところと、あと、よりガイアックスにいる という意味で言いますと、SNSとの連動だったりとか、場合によってはB to Bマーケティングの中に ライブ配信を位置づけるだったりとか、ガイアックスが提供している ソリューションにおいて、ライブ配信っていうところを しっかり位置付けて、ガイアックス全社で お客さんを支援するところも、結構ひとつの重要なパーツになれればな っていうところは、この会社でっていうところで言うとあるかな。 すごいざっくりですけれど。
そんな感じです。

上田

例えば、すごい具体的なイメージ。 すごい局所的でもいいんですが、こんな未来いいよな、みたいなのを 聞きたいんですが。
例えば僕的にはYouTube そのビジネスシーンにおけるYouTube、ま、今までなんかゲーム配信実況してます みたいなのだとか、なんか子供のおもちゃ買ってきて 開封の儀やりますとかだったのが、

矢部

はい。

上田

僕も家を建築するのに、ま、昔そういう調べものだったら 本20〜30冊ばっと買ってパラパラ読むっていう。
あとウェブも使いますけれど 本も買うっていうのがメインだったんですけれど、今回、まぁ今回って言うか、このご時世だとYouTubeが 主力の情報収集源になっていて、

矢部

はいはい。

上田

真面目な情報源って。
そういう意味ではビジネスシーンにおける YouTubeっていうのに、すごい可能性は 感じてるんですけれど、全事業部、全社員が1日1本YouTube上げても いいんじゃないかぐらい思ってます、と。
で、新規のノウハウって ごめんちょっとテキスト化してないんだけど、YouTubeでアップしててさー、みたいなのが 理想形かなと思いますが、矢部さんにおけるライブ配信の有効活用 という意味で、こんな未来になるといいな、みたいな、顧客目線でもいいし 購買ジャーニー的な事でもいいですし。

矢部

はいはいはい。そうですね。
凄いざっくりうちのメンバーにも たまにアバウトの話で、するのは、結構テレビ番組に企業が帯で協賛をして 発信するみたいなのって、これまでの商習慣としてはあったのかな と思ってまして、そういうものが今後オンライン化とかっていう 時代になっていくにあたって、ライブ配信とか、そういうコンテンツは、今のYouTubeの話と 全く同じだと思うんですけれど、企業がコンテンツを発信していく、それが生か録画かは また手段論なんですけれども、言うところのコストだったりとか、気軽にそういうのやっていこうよ っていうムードだったりとかっていうのは、よりやり易いようになってくるかな と思ってまして、で、極論僕らがすごい、正確な言葉じゃないんですけれど、次世代のテレビ局に近いような形。
いろんな大手のクライアントが テレビに協賛するようなイメージで、ライブ配信の番組を作って どんどん発信していくって、僕らはそこに対して もちろんその台本を作るみたいな所から、その機材からっていうところの、必要なファンクションっていうのを 揃えていたりするので、僕のすごい理想のイメージで言うと、それこそ永田町のスタジオに、今毎週月火水木金と テレビの生番組じゃないですけれども、いろんな人たちが来て それぞれの番組を発信していく。
で、そのためのスタジオとか機能提供として 僕らがあるみたいなところが、1個、理想的な未来かなって なんかそんな感じですね。

上田

なるほど、そのテレビ局になっていく って言うのはなんかしっくりきますね。
僕も自動録画でテレ東の番組

矢部

はいはいはい。

上田

ガイアの夜明けとカンブリア宮殿の ところだけ撮りためて、暇があったら観てるんですけれど、そういうのがもっと溢れてくると 楽しいかもしれないですね。

矢部

そうですね、はい。

上田

じゃあちょっと続いて 事業部は事業部として、矢部さん自身は ちょっとこれ今後の個人的戦略と言うか、将来はこんな事考えているんです、みたいなそんな感じの事は どんな感じですか?

矢部

そうですね。
今今すごい興味がある領域で 事業をやっていたりするので、具体的に将来はこれをやろう、みたいなものが あるわけではないんですけれども、そもそも僕のガイアックスに入ったきっかけも そうなんですけれども、事業家と言うか経営者と言うか、自分で事業をという手段として いろんな課題を解決したりとか、より大きい会社を作ったりとか、そういう事ができるような自分になりたい っていうところが、そもそもの起点としてあったので、一つこのライブ配信っていう領域で 今事業をやっているので、ここでどんどん大きな事業を作るとか、自分の理想を追求することを通して、より事業家とか経営者として 実力とネットワーク、いろんなネットワークだったり とかっていうのを作っていく。
で、ゆくゆく自分がまた全く別の事を やることになったとしても、しっかりとビジネスを作れたりとか 組織を作れたりとか、そういう人材にいかに早く到達したいな と思ってたりするので、事業の成長に合わせて自分もちゃんとどんどん 成長させなきゃいけないなって思う、シチュエーションはやっぱり多いので、まぁ、そんな感じですかね。
なんかこう、このようないい感じで 伸ばしていくっていう感じです。

上田

今僕このライブ配信事業を見ていって、スタートしてわずかな期間ではあるものの、元々ガイアックスの周り、まぁ、もちろん矢部さんも個人的に そうだったのかもしれませんけれど、すごくオンライン慣れしているし 動画慣れしているし、イベント慣れしているし、しかもこのチームって正直 矢部さん今何歳でした?

矢部

24ですね。

上田

24歳で事業部長されているわけなんですが、周りを固めているのが、特に初期にいた 木村さんみたいなベテランだったり、藤堂さんみたいなベテラン陣も、がつっといて、プロフェッショナルな一流どころと勢いが すごく上手にミックスしているなと思うんですが、ちょっとその中で改めて 今、矢部さんがおっしゃっていた、色々自分自身も より成長してってことなんですが、ガイアックスに絡んでからの 成長度合ってどうですか?
なにか、どのあたりが、、ま、自分自身で言うのも アレだと思うんですが、正直僕も矢部さんと そんなコミニュケーションしたことないので、よく言えないですが、矢部さんの隣にずっといた人が話すとしたら どんな事言いそうですか?

矢部

あーそうですね。
おっしゃって頂いたのが すごいポイントだと思ってまして、いろんな立場の人とかいろんな考え方の人が ガイアックスには、いる中で、ある目的に対してチームを作って 推進していくっていう過程って、今までの人生であんまりなかったと言うか、結構自分と近い考え方とか 近い能力を持った人たちと、何かをやることがあったとしても、本当に多様な人を束ねてみた、みたいなところは、初めての経験ではある種あったので、そういった意味で言うと、いろんな失敗とかうまくいかない感覚は 全然まだまだあるんですけれど、まぁ、これって 母親とかにも言われるんですけれど、なんか本当に世の中いろんな多様な人がいて、自分と同じような考えとか 人ばっかりじゃないよ、みたいな、ちっちゃい頃から言われてて、そういった人たちと一緒に 物事を成していくにあたっての、人とのコミュニケーションの仕方とか、この人にはこういう言い方すると だめだよね、みたいな。
ほんと具体的なちっちゃいところから、少しずつチームを作って大きくする みたいなところで、その辺の自分のキャパシティと やり方みたいなのは、身に付いてきたかなとは思いますね。

上田

なるほど。 やっぱり新しいマーケットで新しい事業なので、いろんなトラブルとか 混乱もあると思いますけれど、その分いろいろ経験されていらっしゃるのかな という気はしました。
はい、では今日はライブ配信支援サービスを 推進してくださっている矢部さんに来ていただいて、いろいろお話をお伺いしました。

矢部

はい。

上田

また、このNO CUTでは いろんな社員さんの紹介とか、事業の紹介とか いろんな話をしていきたいと思います。
今日は矢部さん 本当にありがとうございました。

矢部

ありがとうございました。

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