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辻説法とウォーキング・デッド

ガイアックスには、「使命で動く」というフィロソフィーがある。
働き方・働く場のことを考えるにあたって、何より、「一人ひとりが、一体、何を目指しているのか」が一番重要であると考える。

過去もまぁ大切ではある。が、しかし、未来の方が重要である。
我らが資本主義社会も同様の、未来しかみない、という考え方がある。「サンクコスト」という魔法の単語だ!
「あの事業ってどうなったの?」「これまで失敗が続いてない?」「これまでのその実績でそのセリフっておかしくね?」
「あれ?上田さん。まさか、サンクコストの話をしてるの?」

一人ひとりが未来において、どういう人になりたいのか?何を成し遂げたいのか?どういう時間を過ごすようになりたいのか?
一人ひとりにおいて、おそらく、そういうライフプランやライフワークがもっとも重要だと思っている。
それに比べると、個人個人のこの瞬間の舐めた欲望や、もしくは、組織全体のことや、公平とか平等とか、まさにどうでもいい。

一人ひとりに、まじで何を追求したいの?この人生で何を成し遂げたいの?一番大切なことは何?って何度も突き詰めていくと、不思議なことに、みなさん、良いことを考えていて、その良いことを言うわけである。
いまだかつて、僕は、殺人鬼とかに出会ったことがないので、「この人生でたくさんの人を殺して、その家族もろとも不幸のどん底に落としてやりたいのです。それが僕の夢なんです。」っていう感じのことを聞いたことはない。

悪そうなやつらですら、本当は、自分のこと以上に身近な人の幸せを願ってたりする。
悪そうなやつらですら、単純細胞な感じで、家族や仲間のために、ある意味、自分を犠牲にして一生懸命生きていたりするだけだったりする。

 

そのライフプラン、ライフワークをちゃんと考えて、そして、可能な限りそれを意識して、それをちゃんと表明してもらって、みんなからアクセス可能な状態にしておく。
これが、ガイアックスでの働く環境作りの根本の根本である。

各自がライフプランの達成に向けてがむしゃらにがんばってもらって、それに会社として絡んで、達成に至る際には、ちゃっかり会社としてオコボレを頂戴すること。
これが、ガイアックスの戦い方である。
仮にそうでなくても、少なくとも、各自のライフプランを、組織として意識してそれに寄り添うこと、その実現をサポートすること、究極的に言えば、各自のライフプランを意識しておくだけでもいい。それをしておくことがもっとも重要で、それさえしておけば、満足度が下がるわけがない。極論、給料ですら支払う必要はない。

当たり前すぎて当たり前だが、その方本人において、「ライフプランやライフワーク以上に大切なものがあるのだろうか、いや、ない。」なのだ。

マネージャの立場で、各メンバーに各自のライフプランに逆行するようなお仕事をしてもらってアウトプットを出してもらう、、、なんていうのは、ぶっちゃけ無理だろう。それをやってみせるなんていうのは、もはや、曲芸の域である。(まぁ世の中には、そういう曲芸をいとも簡単にやっちゃうような仕事のできるビジネスマンなマネージャさんや社長さんも多いのだが。)
一人ひとりは、放っておいても、ライフプランの達成に向け、それこそ人生を掛けてコミットしてくるだろう。会社としては、そのライフプランに乗っかったほうが、遥かに現実的で、遥かに省エネなのである。

 

・会社の仕事と個人のライフプランとの関係性について

その本人が持つライフプランとお仕事内容で重なる部分を強化していく、というニュアンスではない。ライフプランに近い内容の業務に調整していく、感じでもない。
それだと、残念ながら、まだまだ踏み込みが甘い。それだと、最後の最後に勝ちきれない。
より、もっと踏み込むことが大切である。
その本人が持つライフプランをより本人自身に強化してもらって、会社としては、そのまま丸っと信じて、そして、さらに、それに上増しでお金をベットしていくことが大切なのである。

サッカー選手が、自らの意志で、勝とうとしている試合に、横から多額の金を掛けに行くのである。toto!

もちろん、若手のメンバーをはじめとして、良くも悪くも、優秀でいろいろと仕事はできるのだが、まだしっかりとしたライフプランやライフワークを持っていないメンバーもいる。
その時には、もちろん、僕自身や、他の事業責任者な人たちが、「ここにカモがいる!」と思って、それぞれの持っているライフワークに巻き込もうとしにいく。僕の信じる道をそのメンバーに信じさせようとする。
僕のライフワークである「脳と脳をつなげる」を一緒に実現しようぜ、もっと社会をシェリングエコノミーじみたものに変えようぜ、という洗脳活動を徹底的に行い続けるのである。
徹底的に洗脳され、バランスの欠けた人になっていき、そして、そのそのアンバランスさや思い込みが、今の世にない事業を作り上げるのだ。予定調和を破る事業を作り上げるのだ。

 

・周りを巻き込むことについて

ライフプランやライフワークを持って、社会に役に立つ事業を作らねば、と思っても、実際、作ろうとしても、どうしても最初は非力である。非力すぎてお話にならない。
「力がない」のであれば、実際に社会にインパクトを与えれない。だとしたら、単純に罪である。
ビジネスマンたるもの、実際に結果を上げてこそ、なのだ。

どうしたらいいのか。
だからこそ、周りを巻き込まなければならない。
同士を集め、そして、投資家を集め、提携先を集め、みんなに、社会に、この使命を訴え、共感してもらい、力を結集していかなければならない。
全員が乗っかったら、その瞬間に世界は変わるのだ。

代表が社会に訴えて、社会から共感を集め、周りを巻き込み、一気にリソースを集めなければならない。
巡り巡って、事業をやっていて、辻説法をしないのは、社会に訴えないのは、何をやっているのか、だ。

もちろん、どんどん、ウイルスや、ウォーキング・デッドのように、横に横にと広げていくという戦略オプションや世界観もあるだろう。
ライフワークをしっかり意識してしまった人間として、隣人を洗脳し、そして、同じように洗脳されてしまった人間が、また隣人を洗脳するのだ。
次々と増殖しながら、さらなる周りを襲い始める。

これから立ち上がってくるだろうマーケットにおいて、ビジネスを立ち上げていると、どうしても競合と戦わなければならない。
そして、えてして、その競合が巨大資本だったり、すごい強敵だったりする。

ガイアックスでは、TABICAという個人同士で毎日を楽しもうという、シェアリングエコノミーなサービスを立ち上げていってる。
立ち上げた当時は、まさか、Airbnbが、エクスペリエンスという形で、個人が体験を提供してくるサービスをスタートするなんて!
昔から、Meetupという他人同士で集まって一緒に楽しむサイトがある。が、まさかWeWorkがグループ化してくるなんて!
ド競合でもないんだけど、Airbnbとか、WeWorkとかと戦いたくないよー。

でも、事業を立ち上げていて、こんなことは、日常茶飯事である。

 

負けるわけにはいかない。僕たちの存在意義をなくしてしまうわけにはいかない。
結果として社会に良いインパクトを、大きなインパクトを与えたい。

だからこそ、日頃から使命を持って動くのが重要なのである。
使命を感じれるような、まさに私達自身のライフプランやライフワークに立脚するものに取り組まなければならない。
そして、社会に大声で語りかけ一気に周りを巻き込むこと。ウイルスのように伝染し拡大していくこと。こういう布教活動が重要なのである。

 

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