skip to Main Content

これまでたくさんの方を採用した。
一緒に働くにはミスマッチな人っているよね。
別の業界が向いているケースとか。仕事をしない人とか。スキルセットがミスマッチとか。

けど面談の時には中々そこまで気付きにくい。
タブーかもしれないが、その実名の個人に対して、退職毎に企業側が評価をして、それをシェアするべきではないか。

おそらく、「レッテルを貼られる」「人生をリセットが出来ない」ということで、大反対もあるだろう。
とはいえ、やっぱり本気で事業をやっている以上、本気で仕事に向かっている人と一緒に仲間となって仕事をしたい。
今のガイアックスのメンバーは熱い人が集まっているのに、その濃度を下げたくない。
やっぱり仕事に対して熱い人を採用したい。

もちろん、少なくとも企業側は、働き手から評価され、その情報がシェアされるべきだ。
実際、我らがガイアックスをはじめ、どのような企業も、万人に満足できる環境を用意はできない。
それぞれの会社に良し悪しや、賛否両論があるだろう。
現に、「転職会議」という職場に関するレビューのサイトもある。
素晴らしいことだと思う。

また、企業としては、こういうサイトがあるからこそ、否が応にも、一人ひとりの社員さんの向こうに、社会全体や労働マーケット全体を感じることができるのだ。
だから、その働き手に良い環境を用意すべく、一生懸命、より努力するのである。

交通事故が発生したということで、「てんかん」についてもいろいろ議論されていた。
「てんかんの方には、その旨を正直に開示してもらって、危険な業務を避けれる環境づくりをするべきだ。」
「いや、それがレッテルにつながるし、その結果、差別され、まともに社会生活を送れないリスクがある。
しかも、そもそも、どんな人でも、脳出血や心臓麻痺などいつでも意識を失うリスクもあるし。」など。
前科についてや、エイズなども同様だろう。
ただ、あまりにこれらのトピックはセンシティブすぎるのでスルーする。

時代は流れ、組織形態は変わっていく。
働き手を評価してシェアするケースも増えていくケースも増えていくだろう。

働き手側に対するレビューは、アルバイト募集のサイトや、
例えば「おてつだいネットワークス」などで実装されている。
学校の先生は雇い主である生徒から評価されないが、予備校などの先生は評価されている。
英会話のサイトでも実装されている。
格安でフィリピン人にSkype経由で英会話を学べるサイトの「KEYEYE」は、
「教え方」「態度」「時間の正確さ」など、いくつかの項目で評価を行えるようになっている。
(最大手の「レアジョブ」は、教師であるフィリピンの方のモチベーションダウンのために実装していないらしいが。)

今後、もっと、働き手の評価が重要になっていくはずだ。
会社の形態が代わっていき、ハリウッド型の事業形態が増えていくはず。
「常に採用している」という形態ではなく、「プロジェクト毎に人が集まって、終了すると解散する」という形態だ。
これまでは知り合いで人を集めたり、人脈や口コミ紹介で集めたりしたが、おそらくそうではなく、本当にパブリックに集める時代になるだろう。
そうなると、人の選定において、過去の評価履歴が重要になってくるはずである。

もちろん、レッテルにもつながることだから、機能実装やサービスデザインは難しい。
食べログの不正レビューじゃないが、正当性やトラブル回避のための施策を実装するのも難しいだろう。

「その労働者自身が、自ら『俺を評価してくれ』とサイトに登録している場合のみ、評価をする。」とか、
「その評価履歴は、誰もが見れるのではなく、しっかりとクレジットカード登録している有料の会員のみが見れるようにする。」とか、
「採用側の企業が、過去の働きぶりを知っている人のリストに対して電話などで照会をすることのみを可能とし、評価履歴はデータとして残さない。」とか、
まぁ色々あろうが、こういうサービスが提供されるとうれしいなと思う。

巡り巡って、より皆が頑張る世の中になるだろうし、頑張る人が報われる世の中になるだろうし、
よりミスマッチな転職が減るだろうと思う。

 


ところで、これまで学生時代たくさんの女性と付き合った。
合わない女性っているよね。
はじめてお互いが出会った時には、なかなか、そこまで気付きにくい。
タブーかもしれないが、その実名の個人に対して、別れる毎に・・・・・・・。

Back To Top