US出張で使ったサービス

最近、US出張をしたが、そこで使ったオススメのサービスについてシェアしたい。
特に最近のサービスではないものの。

 

■ TripIt
これは、5年前に社員(ロシア人)に教えてもらってからずっと使っているのだが、国内では全然メジャーにならない。
こんな便利なサービスなのに、なぜみんな使わないのだろうかと思う。
TripItは、簡単にいうと、旅行の日程、例えばホテルの泊まる日や場所、電話番号や、飛行機の時間、ターミナルなどを、iPhoneのアプリ上で見るサービスだ。
アプリにアクセスすると自動でキャッシュするので、オフラインでも確認することができる。

サービスを登録して最初にすることは、自分のメールボックスをTripItに監視させること。
TripIt社に対して、僕のメールボックスを自由に見れるようにするわけである。
なんて怖いことを僕はしているのだろう!!
でも、いいのだ。本来、全部、自分の情報は公開すべきなのだ。

 

昔、当社でLISTERというサービスを展開していたことがある。
メールボックスを監視して、来たメールをどんどん解析して、署名から住所録を作っていくサービスだ。
人にメールボックスを見せるのは「怖すぎる」というユーザーもいたし、信じて任せてくれて、この便利さを体験いただいたユーザーもいた。
自己責任の世界なので、なんとも言えないが。
どちらにせよ、今後の社会方向性としては、やはり何でもかんでもオープンにする社会になるべきではないかと思う。
いや、違う。そうではない。なるのではない、我々ガイアックスがそうしてみせる。

 

という意気込みはさておき、
「Tripitに、メールボックスを監視させる」というステップの後は、普通に旅行の手配をしていくだけ。
旅行サイトや、ホテル予約サイトや、エアラインのオフィシャルサイトで、どんどん、旅行の予定を登録していくと、その予約の確認のメールが自分のメールボックスに届く。
メールが届くとすぐに、TripItは、それを見つけ出し、文字解析を行い、自動に登録していってくれる。

たとえば、日本からアメリカへの予約をUnited Airlineのオフィシャルサイトで行い、いくつかのホテルをExpediaで行うと、これらのサイトからの確認メールを捕捉し、全自動で、TripIt上で、きれいに並べてくれる。また、離発着する空港の地図や、ホテルまでの地図なども表示してくれるようになる。

あとは、旅行の当日に、TripItの予定の通りに行動をしていくだけである。
もちろん、TripItの予定を同行者にシェアすることもできる。

 

今回のUS出張でLAに立ち寄ったので、せっかくなので、ビバリーヒルズに行った。
そして、せっかくなので、ビバリーヒルズで良さげなレストランに行こうと。
TripAdviserと、yelpを駆使しながら、良いレストランを探し、Yelpからのリンクで、その場で、OpenTableで1時間後の予約を取る。
すると、OpenTableからの確認メールを受けて、TripItが自分の旅行の予定表に書き込んでくれる。
そして、移動の際には、そのままスマホがカーナビになる。なんて便利なんだ!

 

■ Stay.com

旅行におけるアプリで、さらにパワフルなサービスがこれ。
Stay.comには、世界中の何十箇所かのエリア(たとえば、LA)が登録されていて、そのエリアを選んで、DLすると、そのエリアのレストラン情報(1地域あたり数百件)や、ショッピング情報や観光地情報が1000件以上ダウンロードされる。
そして、なによりすごいのが、地図情報、つまりGoogle Map的なものもダウンロードされる。
旅行先は、えてして、通信環境がなかったり、あっても良好じゃないケースが多い。
そんな時でも完全に情報をDLしているので、まったく困らない。

 
一番感動したのは、レストランなどのスポット1件ごとの情報に対して、電話番号などが間違っているなどのフィードバックのフォームがあること。
オフライン状態で使っているのにこの機能は使えるのかなと思い、試しに送ってみたところ、オフラインなのに普通に受け付けて「Thank you」と表示される。
きっと一回アプリで保存しておいて、iPhoneがオンラインになった瞬間にお届けするのだろう。
そこまでやるのか。と。

 

また、数年前に、海外旅行をした際には、旅行前に、日本でブループラネットのiPhone有料アプリを1000円ぐらい払ってダウンロードした。
それも同じく完全にダウンロードしてしまうので、旅行先でオフラインであっても全く問題はない。
ただ、ブループラネット(日本で言うところの地球の歩き方とほぼ同等、もしくは、それ以上の情報が掲載されている本)なのにも関わらず、情報があまりにも少なく閉口してしまった。
僕の体が、ネットでのあの異常に大量な情報量に慣れてしまっていて、普通の本の情報量には全く納得がいかないということを体感できた。
今や、読み切れないほどの情報量がダウンロードできて、そして、やはり無料。
そしてそれが僕らにとって当たり前。時代の変化を感じる。

 

■ pandora

音楽のサービスで、簡単にいうと、ネットラジオ。米国ではかなり普及しているはず。
日本からはアクセスすることが出来ない。広告もなく、ずっと音楽が聴ける。

 

このサービスは、自分の好きなアーティスト、たとえば、「きゃりーぱみゅぱみゅ」を登録すると、そのアーティスト、つまり「きゃりーぱみゅぱみゅ」の曲も流れるが、それ以外のよく似たアーティストや、雰囲気の似通ったまだマイナーなアーティストの曲も流れてくる。
その流れてきた曲に対して、好き嫌いをチェックしていくと、その嗜好を掴んで、どんどんドンピシャにチューニングしてくれる。
つまりまさにカスタマイズされていくラジオみたいな感じ。

 

ただ、いくつか、制約条件がある。
同じ曲は何度も聞くことはできない。もしも聞きたければ、ワンクリックで購入サイトに飛べる。
聞きたくない曲が流れた場合は、スキップすることはできるが、1時間に数曲ずつしかスキップすることができない。
これは本当に、よく出来たサービスだ。なぜ誰もこんなサービスをしなかったのだろう。

 

◯ 消費者心理、というか、上田の心理
好きな曲は好きだ。
どちらかというとエレクトロニカな感じ。
具体的には、有名ドコロで挙げるとFantastic Plastic Machineな感じが好き。FPMばんざーい!
他にもいろいろ好きなのがある。挙げ始めるとキリがない。

Studio Apartment
Daishi Dance
Rahze
note native
M.O.K.
Jazzida Grande
Sound Around
Jazzin’ Park
Rasmus Faber
DJ KAWASAKI
capsule
i-dep
Free Tempo
autumn leave’s
Cargo
Jazztronik
Latrice
mansfield
CLAZZIQUAI PROJECT
genki rockets
Private Theory
COLDFEET
MAKAI

とかとかとか。

 

こういう雰囲気だったら、別に誰のどんな曲でもいい。
そして、できれば、すでに手持ちの曲は聞き飽きているので、もっと聞いたことのない新しい曲を聞きたい。
聞いたことのない、良い曲を教えてくれたら、それが一番満足度が高い。
時々はラジオも聞かないと新しい曲が開拓できないから、聞かないとだめだと思って聞いているけれど、センスの無いCMが嫌だし、良い曲に出会えるヒット率が低いから、基本はラジオを聞くのもストレスが貯まる・・・。
そういう意味では、pandoraは、まさに最適解。無料だし。ずっと掛け続けていたい。
もちろん、本当にすごくすごく僕にとって良い曲を紹介してくれたら買う。ほとんど買わないけれど。

 

◯ 企業側のニーズ
曲を買わせたい。
新人やまだ売れていないアーティストの曲であれば、広告費をもらえるので流したい。リスナーに突っ込みたい。

 

pnadoraは、これらの2つのニーズを上手にまとめあげている。消費者にとってハッピーで、企業にとってもハッピー。
こういうサービスを仕上げたpandoraを尊敬する。ただ、本音を言うと、もっと良くして欲しい。
たとえば下記みたいな。

  • 僕にとって適当な曲が、無料で掛かり続けている。
  • 良いなと思った曲があれば、「有料再生を許可する」にチェックをできる。
  • 「有料再生を許可する」にチェックが入った曲は、時々、適当な曲の合間に入れ込まれてくる。
  • 1回流れると、5円とか10円ぐらいの支払いが発生する。
  • 1曲あたり、300円ぐらい支払ったら、つまり30回聞いたら、もう支払はストップ。以後いくら掛けても無料。
  • 且つ、月あたり3000円ぐらい支払ったら、もう支払いストップ。その月は何をいくら掛けても無料。
  • 好きな曲を何回でも聞くことができる。

みたいな設計が嬉しい。

ここまで取引コストが低下しているのだから、200~300円で買い切らせる必要はないと思う。
5円とか10円とかでいい。時代を考えて欲しいね。

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