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採用活動をしていると、就活生から時々、「ガイアックスって、昔ホームページサービスやっていましたよね?
僕けっこう使っていました。」ということを言って頂くことがある。
たぶん、多くの業界人が知らないことだろうだが、ガイアックスは、元々、ホームページサービス、今で言うブログみたいなサービスをB2C、そして広告収入がビジネスモデルで提供していた会社であり、それが創業事業である。

 

世の中をどうすれば幸せにできるのか。
きっと脳と脳がつながれば幸せになるのではないか。
だって、今、つながっていないから不幸せがあると思う。納得できないことがある。
もしもつながれば、もっと幸せになる。

 

たとえば、ハイキングとかをしていて、見知らぬ人たちと一緒に歩くことになって、そして、その見知らぬ人の一人であるAさんが、その人の右足を捻挫させたりして。結果、ハイキングのスピードがかなり落ちちゃって。
目的のところまで登らずに、折り返しちゃったりして。ちょっと腹立たしかったり。
「こら、A!!お前、俺への迷惑考えろよ。めっちゃ腹立つ。マジ殺すぞ!」とまでは思わないが、「おーい、Aさん。頼むよー。まじでー。」ぐらいは思うかも。

 

でも、もしも、
家族みんなでハイキングをしていて、自分の彼女が右足を捻挫しちゃったりして。
それで登れなくなっても、許せちゃう気が。
「大丈夫か??無理しなくていいよ。もっとゆっくりなペースにする??」みたいに、逆にアピールプレーに移ったり。もしくは、他の家族に申し訳ないぐらいの気持ちだったり。

 

でも、もしも、
自分自身が足を捻挫しちゃったりして。どう思う?
「こら、右足!!お前、俺への迷惑考えろよ。めっちゃ腹立つ。マジ殺すぞ!」とまではもちろん思わない。
「おーい、右足。頼むよー。まじでー。」とも思わない。
ちょっと腹立たしいことなど、当然ない。だって自分だから。

「もっと日頃から運動しておくべきだった。」とか、「気をつけて登っておけばよかった」とかは、あったとしても、対象を右足に特化しての怒りの感情を持たないだろう。無理してアピールプレーにも移らないし。

 

超フラットな感じ。
当たり前だが、それが一番効率的。

 

世の中もそういう社会に変えていきたい。
脳と脳をつなげていくことによって。
自分と知り合いと他人が区別ができない社会へ。
自分の知識と他人の知識が区別できない社会へ。
自分の感情と他人の感情が区別できない社会へ。

 

すごくお腹が減った。わずかなお金だけど、これで牛丼を食べよう。
A君、すごくお腹が減ったんだ。わずかなお金だけど、これで牛丼を食べたら?

何事も自分事と思えるような世の中に。

 

ガイアックスの創業事業はそういう世の中を作るためにがんばって作っていたが、引き続き、今もなお、そういう世の中を作るためにがんばっているし、これからもがんばっていくぞ、と。

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