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この前のガイアックス卒業生である戴周頴さんの研修で、ベンチャーキャピタリストとしての戴さんの異常なほどの活躍にビビりつつも、かなり中国事情を学んだ。また今回のサンフランシスコ出張で、かなり米国の感覚に触れてる。

この強烈な2つの出来事で、日本の、事業への投資感覚・ベンチャー時のファイナンス事情が、かなり遅れていることを実感した。完全に、「井戸の中の蛙」。
世界の中では、中国と米国が互角でトップクラスであり、日本は、本当にイマイチな感じ。劣等国同然。2位とか3位とかじゃなくて、圏外な感じ。

まずは、一番、目に見えるところで、金額感が一番違うが、それに関連して、投資を活用しての事業拡大の感覚も違う。さらに、それに関連して、経営陣の持ち株比率の低さや、とはいえ、経営陣がモチベーションを持つための仕組みも全く違う。
当たり前すぎて言うまでもないが、大枠の戦略として、米国・中国などの先進国は、「大成功志向」・「未来志向」になっている。そして、細かい戦術として、徹底的にそれを支える仕組みやファイナンスの発明や隅々まで拾い上げるプレイヤーがいる。

そして、非常に残念なことに、この米国と中国のこの最先端な素晴らしい投資の概念や金銭感覚は、戴さんが、中国でトップクラスのベンチャーキャピタリスト、米国でも、トップVCのKleiner PerkinsやDraperの方々とかにも会って話を聞けたりして、体感・理解したものの、実際には、大枠については、そこら辺の起業家やベンチャーキャピタリストのレベルであっても、ある程度、当たり前な常識であり、ノリでいうと、「小学生でも知っているぐらい」な感じ。
「最先端」と表現したのは、劣等国・日本の僕の視点からなだけ。

 

この米国&中国と、日本の差を例えると、ネット選挙ビジネスが始まる時に、ガイアックスが参入してグイグイやったが、仮に、同時に、会社A、具体的には、社員3名の資本金300万円ぐらいの特色の無い受託開発会社が参入した、として、あんなに重たい業界であれば、この会社Aがポジションを取るのはほぼ無理だろうし、ガイアックスの視界に入ってこないぐらいだと思う。

 

「世界における日本」は、「業界におけるガイアックス」は、まさに、この会社Aな感じであるということ。
いろいろな構造が絡み合っていて、日本は、すぐには解決できない、僕達もすぐには解決できない、ものの、現時点の立ち位置はそんなところだろう。

これだと日本勢はなかなか奇跡がないと勝てないな、と思う。たしかに、この点でいうと、Tokyo Otaku Modeは、かなりイケている。特にファイナンス面について、小高氏の知識も、感覚も、それを元にしてやっていることや事業展開も。たぶん、合格ライン。これで、普通にリターンを期待できそう。

ついては、これを目に見えるところ全部でやっていかないと。

 

「ガイアックスがグループ経営を志す」のなら、「ガイアックスがイケてる起業家もバシバシ輩出していこうと思っている」のなら、僕たちが、これからやるべき仕事は、
(1)ガイアックスグループ関係者のコアメンバーが現実をちゃんと知る。
(2)頭をひねって、ガイアックスの置かれたこの状況の、このクイズを解く。
(3)解答に基づき、痛みがあるだろうが、その痛みを残さず丸ごと食べつつ、競争力が残る1〜2年程度で、実際にオペレーションをしきる。
とかが必要だろう。

あー、ひねったぐらいじゃ思いつかないし、毎日の予定がお腹いっぱいで、もう食べれないよー。

そんな時は、早く寝て、早く起きて、ジョギングしよう。

 

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