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ガイアックスという残念ながらそこまで小さくはない組織の全社行事の予定の変更について。

全体会議などについて、時間を厳格に守ったり、スケジュール化してしっかりと運営するのも重要だけど、経営において、必要だと思ったら、全体会議の時間をいきなり倍に伸ばすとか、全社員を招集する会議を、急遽、今日の午後に入れるとか、サクサクっとやるほうがいいよね。大手企業や官僚組織じゃあるまいし。

 

不満があるなら、まぁその不満は、その人にとっては完全にリアルなので、どうぞご発言いただければいいし、まぁ参加したくなければ帰ればいいし。それはそれであって、とはいえ、経営サイドは経営サイドとして、必要に応じて変更したければ変更したらいい。

社会の変化があるから、予定を崩して、そんなプログラムを急遽実施するだけに、社会の変化を感じて、事業や組織や自分を変化させたい人や変化させなきゃな人は参加すればいいし。
良い悪いではなく、固定業務寄りな人は、参加しなくていいし、また、参加したくないだろうし、参加するインパクトも大きくないし、効率的ではないし。

全社の会議体などにおいて、社内の優秀なメンバーが運営をしてくれていて、きっちりと開催日や開催時間など、事前に言った約束をしっかり守れるという運用をできているだけに、もしも変更が発生した時に大きなサプライズになっちゃって、だからそれに対する不満がより出ちゃうようになるし、そういうのが、変化を許容しない、大企業病につながっていくんだと思う。

社内においては、そういう「事前の約束を守らなければならない」ってことはない。事業環境は急速に変わっていて、静止していることはなく、その変化に合わせるのが大切。通常オペレーションで、その変化に対応できなければ、通常外オペレーションを活用するのは、普通に妥当。

もちろん、周辺で、ビデオを撮って共有するとか、議事録を取って共有するとか、スマホで会議の様子を見えるとか、のテクノロジーでのカバーも進めていくはいくけど。

嘘ついた。
社外においても、そんな事前の約束を守るメリットなんて、これっぽっちもない。
一度決めたお客様と約束した価格なんてものですら、必要に応じて、変えたらいい。値下げは簡単だけど、値上げは難しい、、、なんてことは真実でもなんでもなく、それが正しいのであれば、値上げですらすればいい。
変化を取り込めず、事業が行き詰まって、事業撤退するときの、あのお客様へのご迷惑を考えたら、あの申し訳ない気持ちを考えたら、嫌がられながらも、変化対応して、サービスの賞味期限を伸ばすほうがいかに価値があるか。
社会の変化が緩やかな状態なら、変化させるべきではない。ただ、多くの現場で、けっこうなレベルの大きな変化が短期間に発生している。そして、僕たちは変更すべきことを変更しきれていない。どうしても、怖くなって、そういう変化ができなくなる。あぁもう大企業。まだまだ小さいくせに。

 

とはいえ、やっぱり、小さくはない組織なだけに、こういう突発的なものに対して、たくさんの人が動かなくてはならない。たとえば、会議の話にしても、部屋を確保する、各拠点との通信を確保したり、録画を撮って編集したり見やすくする、ちゃんと内容を全社に告知する、多くのお客様とか他のメンバーとの打合せを迷惑をかけつつリスケする、大切な前から予定していたプライベートを犠牲にする。
こういうのに僕が手伝っているかというと手伝っていない。ノーテンキに全体へのロジスティクスな影響を無視して言いたいことを言う。言うだけでなく書きたいことを書いちゃってる。
このロジスティクス関連な仕事について、社内の優秀すぎてどうしようもないメンバーが、前向きに捉えて、効率よく処理して、最小限の時間で、食らいついてきてくれる、が、多くの時間や頭脳が犠牲になってるのも事実。

 

でも、そんなこと、気にしちゃダメだ!みんなの予定なんて、気にしちゃダメだ!約束なんて、気にしちゃダメだ!大変な運営コストなんて、気にしちゃダメだ!

こんな細かい所を遠慮したところで、もはや、すでにいくらでも皆さんに迷惑掛けてるし、その日頃のご迷惑のお返しをするには、ただただ結果を出すしかない。
世の中には、本当に素晴らしくエレガントに結果を挙げている会社があるが、要はそういう「社会に大きなインパクトを与える」だけが、僕達にとって全てであり、それだけが、日頃の罪深さを治癒してくれるんだ。

 

だいぶ昔に、ソフトバンクさんへの提案で、孫さんが進行している30人ぐらいの先方の社内会議でプレゼンをした際のことだけど、4時間ぐらいの会議の予定が、12時間ぐらいに伸びていて、僕達もごく普通に数時間待たされた。ヲイヲイいつまでやるんだよーっていう冷たい無言のプレッシャーを、顧客とマーケットを真摯に受け止めることで、無視して、やるべきことをやっていらっしゃるんだろう。

 

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