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2015年に途中まで読んでいたものの、重すぎて、なかなか読み進めず、この年末年始で、やっと読み終えた。

 

この本は、僕には、読まなければならない必然性があった。

流行っているから、とか、周りが読んでいるから(読みきった人は少なそうだが)、とか、読んでおくと頭が良さそうに見えるから、とかではなく。

「脳と脳をつなげる」そして「地球を一つの生命体にする」というのが、僕のライフワークであり、会社のミッションである。
(※会社のミッションは、正確には、“Empowering the people to connect.”ではあるが。)

しかし、そのライフワークや会社のミッションに密接に関連した重要な裏ゴールがある。それが、「資本主義社会にトドメを刺す」ことである。
格差の問題などをはじめとした多くの社会問題を内包する資本主義社会を、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミーで、ぶっつぶすのだ!

「こいつ、やっぱりアホだ。」「この上田、バカすぎて何を言っているのか分からない。」「上場している会社の人間のブログではない。」と言われそうなので、少しだけ解説をする。

 

資本主義社会には、多くの問題点がある。その中でも、格差や貧困の問題が、最大の問題だと思っている。10年ほど前に読んだ「貧困大陸アメリカ」(著:堤未果)の3部作が泣くほど好きで。この本は、アメリカの底辺が、いかに底辺すぎるのか、というのを、3部作に渡って、延々と具体的事例を持って述べているだけの本である。一言で言うと、まぁ読んでいて辛いだけ。何の救いもない本。
まるで、新春駅伝のテレビ中継のように、辛い顔がずっと写っているだけ。何が楽しいか分からない。まぁ子供には分からないだろうな、この面白さ。

この問題ある資本主義社会な現世を、他人と「脳と脳がつながる」ことで、次の世界に、歩を進めさせれるのである。
次の世界、というのは、そこまでイメージが難しいようなものではない。

たとえば、家庭内は、資本主義社会が普及していない。3歳の子供から家賃を取らない。仕事や家事や親の面倒を見るなど、得手不得手や好き嫌いに応じて、効率的に役割分担されている。毎回毎回ワンタイムの取引をしているわけではなく、お互いに長期的なお互いの幸せを祈っている。
この形態こそが、社会問題を含有しない、最良の組織のガバナンスの形なのだ。
そして、なぜこれが実現できるのか。
まさに他人でなく、人と人がつながり、愛情に溢れるからだ。だから、この最良のガバナンスが実現している。

 

世の中全体では、今、家庭内のようなメカニズムでは動いてない。
とはいえ、役割分担はなされている。どのような仕組みなのか。
代わりに資本主義社会のメカニズムで役割分担や貸借が行われているのだ。
資本主義社会は、「コミュニケーションツール」なのである。感情を数字で表すことで、その数字を市場で取引することで、世界単位で、他人同士であっても、瞬時に、的確に役割分担が実現できる仕組みなのである。
これはこれで、劇的に社会を効率化させた。世界中のニーズに照らし合わせて、世界中のリソースが、瞬時で動く世の中になった。しかし、もはや成熟化してきており、「社会のためになり、且つ、収益が上がる」だけを選好していられず、「社会のためにならないが、且つ、収益にはなる」も積極的に選好しなければならない時代になっている。
また、世の中に、資本主義社会の枠組みで解決できない問題だけが、たくさん残っているのが現状だ。

これが、インターネット、そして、ソーシャルメディアが普及することで、解決される。
今の一人ひとりが、他人同士でなくなる、互いに感情移入ができるようになる、お互いに長期的なお互いの幸せを祈る社会になることで、古くて固くて毎回の取引で構成されているコミュニケーションツールである資本主義社会の重要性が急落していくのだ。

 

少しぐらい解説した所で、「やっぱり、この上田、バカすぎて何を言っているのか分からない。」と言われたままだろうとは思ってるが、書き始めると、何冊も本を書けちゃうぐらい思いが溢れてしまうので、一旦置いておく。

 

経営は大好き。財務も大好き。経営も財務もフル活用する。僕もガイアックスの一株主である以上、経営者として株主利益の最大化は目指す。でも、そもそもの資本主義社会は、絶対に倒してやる!
ツンデレ。

貧困が遺伝する社会なんて絶対に間違っている。
資本主義の価値である儲けと社会貢献が一致しないことが目立つ現在の資本主義社会の仕組みは、修正のための対抗馬が必要だ。

経営には強い興味があるが、経済にはそこまで興味はない、普通であれば、忙しいし、「ピケティ・21世紀の資本」はスルーだ。がしかし、僕には、この本が、資本主義社会の最大の欠点且つ巨大すぎる力学である「貧富の差が拡大する」ことを分析している以上、この本を読まなければならないのだ。

 

で、この本についてについての感想。

・読むべきかどうか
けっこうクドイところや、説明が丁寧すぎるところがある。学術書なのかな、経営をやっていく上で読んでいる立場としては、そこまで定義を説明されなくても、、と思うことが多い。正直、僕のように「格差問題」に特別の思い入れがある人以外は、そんなタイトルの本があるかどうかは知らないが「10分で分かるピケティ」とかを買って読んでおけば、それで充分だと思う。似非ピケティ本も多いというが。

 

・結構、面白い
とはいえ、意外に結構、面白い。
正月、深夜2時にメールをチェックしてたら、寝れなくなってしまい。寝ようと思って、眠たくなるはずのピケティを取り出したが、メールのせいで過度に頭が冴えて落ち着かないということもあるのだが、この本も面白すぎて、結局、眠れず、朝まで読み続けてしまった。
ともかく、最高クラスの良本だとは思うし、買ってよかった!読んで良かった!
しかも、本の中で「風と共に去りぬ」とか、「タイタニック」とかをはじめとした、複数の映画や小説の話しが出てくるところには、妙に親近感が湧くし。

 

・フラットな立場なので、経済に対する、いろいろな疑問がだいぶ解決された
経済系の本における、今の経済分析や経済状況をフラットに解説している本は、すごく少ない。たとえば、日本国債の危険性についても「日本国債ヤバイぞ」派と、「いやいや大丈夫だぞ」派が居て、どちらの本を読んでもポジショントークが多すぎて、正しく状況を把握できない。一次情報から、自分で全部、調べていけば良いのだろうが、大学のゼミ生じゃあるまいし。
ついては、この本においては、「世界的な資本課税をするべき」というピケティの主張にのみ、ポジションの偏りを感じるが、それ以外は、かなり淡々と、今日時点で調査可能な事実を分かりやすく並べてくれているので、世界経済に対する、ポジショントーク無しの、フラットな分析結果が読み取れて、すごく嬉しい。

ただ読んでいる間は、下記のようなことが繰り返されるので。辛い。

  1. ●●については、○○という定義を持って調査した。(ここまで10ページ)
  2. この数字を見つけ出すために行った調査方法や一次データは、■■だ。(ここまで10ページ)
  3. その結果、●●は、このようなトレンドが見受けられる。(ここまで10ページ)
  4. 結論としては、他の事象に対する●●のインパクトは少なく無視できるレベルである。(ここまで10ページ)

→じゃぁ書くなよ!読ますなよ!

 

・2010年の段階の日本や日本国債が意外にセーフティだとは思った
本文では触れられていず、グラフや表内だけの表記であるが、2010年のデータとしては、日本の公的部門の債権・債務については、ほぼトントンながら債権超過と記載されていた。たぶん、精緻に分析してそうだし、他国との対比もあるので、かなり信用できると僕は感じた。
ただ、もうその2010年から6年経つので、国民所得が400兆円とした場合、毎年仮にマイナス40兆円だとしたら、マイナス240兆円、国民所得に対してマイナス60%の水準となる。これだと、ほぼ財政悪化国家のイタリアと同然。
とはいえ、民間の富の蓄積は、600%と記載されているので、つまり2400兆円あるので、みんなが、財産の1割泣けば、瞬時で解決できる。
あーあ。

 

・インフレでは、格差社会は拡大する
国家の過剰債務の解決には、まぁマイルドに国家の過剰債務の価値を相対的に下落できるインフレだろうとは思っている。そしてそのインフレが確実に来ると思ってはいる。
その逃げ場としては、インフレを起こしていない別の国家の別の通貨だと思っていた。ただ、この本では、「金持ちは、インフレリスクも考慮して、すでに手を打っている。シンプルには、資産を通貨で所有するのではなく、株式や不動産などの実体経済を所有することで、対策にはなる。」と、そちらの手法から記載されていた。
僕は、日本円を持つことが、怖くてしょうがない。
一般的に定期預金が「安全性が高い」と言われるのとは、裏腹に、僕には「リスクアセット」でしかない感じの印象であったが、とはいえ、外国通貨というのもリスクを感じて、というか、他国の財務状況が正確に分からず、リスクを読みきれず、最低限にしている。ついては、もうちょっと日本円建てでの実体経済、つまり株式や不動産の所有も検討したほうがいいのだろうと思う。

またインフレによって格差社会が拡大する理由としては、階層ごとに、下記の状況になるから、とのこと。たしかに、まぁそうだろうな。

国家・・・借金が相対的に軽くなり、助かる。
個人、金持ち・・・逃げているのでダメージはない。
個人、預金している一般市民(常識的に考えて年金生活者も含むだろう)・・・大ダメージを食らう。
個人、借金持ち・・・借金が相対的に軽くなり、助かる。

あまり考えたことがなかったが、変化こそが「混沌、と共に、全員にチャンスを再提供する」と思っていたが、一方で、一般大衆こそ、変化にやられてしまう、のが、世の事実でもある気がする。

 

・どうすれば、個人として、お金持ちになれるのか、お金を防衛できるのか、が、分かる
もちろんこの本の主題ではないが、金融商品を売りたいためのポジショントーク溢れる巷の「あなたもお金持ちになれるぞ」本に比べると、かなり信頼できる。
嫌悪感たっぷりに、「この金持ちの奴らは、こんな感じでお金を防衛していて、こんな感じで運用しているから、格差は広がってしまうのじゃボケ!」という感じの、すごく「金持ちになるための」信頼度の高い記述が溢れている。

金持ちになりたい方は、ぜひ、この本を読むべきだ!

 

・オルタナティブ投資と規模の経済
結論としては、金持ちのための大規模な投資運用において、インデックス投資や、普通の投資家がアクセスできる投資ではなく、オルタナティブな投資がメインと書いてあった。具体的には、外国の非公開株やPEファンドやヘッジファンドやデリバティブ取引や天然資源など。それで、まぁ8%〜10%程度の利回りが当然の様子。
もちろんオルタナティブな投資は、リスクも高いので、それなりのプロのチームを揃えていかないと目も当てられないのだろう、それでも運用資金額を考えると、世界トップクラスのチームを手元に揃えれて、そしてハイパフォーマンスになるのだろう。
冷静に考えると、万人がアクセス出来る投資先の時点で、その投資価格は、高止まりしているのだろうと思う。(すなわち、低利回りになっている。)
株式市場は、万人に株式投資をアクセスさせるという効能を持っているが、だからこそ、高止まりもするし、そして、もっと金を持っている人間は、株式市場を使わないのだろう。

これまでは、小規模の投資運用に限って、隙間を縫うことができ、オルタナティブな投資や中小銘柄株で、高い平均リターンを取れると思っていたが、大規模でもそうなのだったとは。平均すると投資運用額が大規模であればあるほどリターン率が高いだなんて。オルタナティブ投資のマーケットが、大規模な投資(本の中では、例えば1〜3兆円を運用している大学基金が資金の6割を突っ込んでいるのだそう)も受け入れるだけの、サイズがあるのだなんて。

やっぱりオルタナティブな投資だな、と思った。非公開株式とか、まぁそうだろうな。僕が、夢見る少年なら、アクセスのしやすさ、投資サイズを考えても、この瞬間に自分でマネジメントするスタートアップの株を多く持つよな。やっぱり。

 

・経営者のインセンティブについては、少し違和感があった
格差社会を作り上げる一つの要素として、大手企業の経営者「スーパー経営者」のインセンティブが高すぎる、この高すぎるインセンティブは、説明が付かない旨があった。嫌悪感たっぷりに。
具体的には、「経営生産性の上昇との有効な連動性が見つからない」「その業界にある会社全部の利益が上昇するなど経営者個人の能力ではないツキとの連動性の方が高い」などの記載が。

僕的には、適当だと、説明もつくし、理解もできる。
一般社員とスーパー経営者の報酬の倍額に注目していると、たしかにそう感じるのかもしれないが。

たとえば、ベンチャーキャピタルのパートナーさんたちには、7年の運用期間の結果、運用資金のキャピタル・ゲインの20%を渡す、ついては、運用資金額に応じて大金持ちになりうる、のが、一般的であるが、これと同じである。
現実には、運用資産(会社経営であれば、純資産額や総資産額を使ってもいい)を、この執行担当に預けている株主が、執行担当の報酬を意思決定しており、またその立場から行くと、高すぎると言われるスーパー経営者の報酬であれ、あまりに微細すぎて、もはやどうでもいいのだ。
ルーレットで資金運用しているとして、0の目が36個に対して1つしかない台と、2つもある台であれば、運用資金が1兆円であれば、1つしかない台を選択するために、年間数億円コストを掛けても痛くも痒くもないし、バカじゃない限り、数億円ぐらいは気前よく使う。結果、0の数が1つだろうが、2つだろうが、勝つ時もあれば、負ける時もあろう。だからといって、数億円は数億円で支払う。安すぎて、考えるだけ意味がない。「経営者の能力によって出せる結果の差」と「報酬の策定」もそんな感じだろう。
それが、結果的に、年収数百万円の一般労働者の100倍になっているだけであり、そこを比較してどうのこうのというのは、すごく違和感がある。

本を読んでいて、「悪意ある経営者のお手盛りと内部だけでの交渉によってこうなっていて、正すべきだ」の論調ではなく、「大規模運用資産は利回りが小規模運用資産のよりも良い」と同様に、所与の条件として考えてもらいたいものだと感じる。

 

・経営者インセンティブでトップ層になれることについて
トップ層の大金持ちの分析もなされていた。
トップ層に食い込んでいるのは、主に2種類ある。昔からの遺産相続者としての金持ちと、自らの力量、つまり、スーパー経営者の高額なインセンティブや、スタートアップ創業者の株式所有からのキャピタル・ゲインによる金持ちと、であり、概ね半々の割合だそうだ。
僕の感覚は、ビル・ゲイツとかは、本当にレアケースで、なんとなくだけど、金持ちの内訳は、100対1で遺産相続者の方がダントツで多いと思っていた。が、そんなことはないんだ。

この本の論調では、「米国では、能力に応じた格差社会になっていることをPRしたいため、また、国民も信じたいため、遺産相続者ではなく、能力ある経営者がよく取り上げられているが、実際は、半々なのだ。その能力ある経営者も一流大学出身で、その大学に入学している学生の家庭の平均年収はすでに格差の上位層のみなので、実際は、貧困格差は世代間に遺伝する。」と懸念を述べている。

ただ、僕にとっては、半分も占めているのであれば、十分だと思う。また、全社会人が、これを明るいニュースとして喜んで受け取るべきだと思う。
普通に読む限り、どう考えても、やっぱり大企業の経営のトップ層で経営を成功させるか、株を持ってスタートアップを成功させるしかないだろう。みんな、そうするべきだ!どうやって成功させるかは、さておき。
もちろん、他の方法として、プロゴルファーになってもいいみたいだが。

 

・僕にとっては、格差社会の解決、資本主義をぶっ潰すので、結論、あまり関係ない
この格差社会の解決のために、ピケティが推奨しているのが、「世界的な資本課税」である。全世界が協調して、毎年資産の1%に、税金を掛ける、という方法だ。
巷では、こんな課税については、タックスヘイブン国家が協力しない、ついては、現実味がないとかって、手厳しく言われているが、僕は、テクニカルには、全然可能だと思う。
みんなが思っているより、政府というものは無茶苦茶で、利害さえが絡めば、何も考えず、気軽に、好き放題してくるぞ、って思う。具体的には、タックスヘイブンに行って税金を払わない人間を二度と入国させない、とか、輸出入を止めるとか、それこそ、適当な理由をつけて、軍事力ですら行使してくると思う。アメリカの過去の戦争とか、って完全に、軍需産業の主要企業の利害だけで動いていたのだろうし。

ただ、テクニカルな点ではなく、もっとも危惧するのは、この資本主義社会の中で、もはや民主主義社会が機能していない時点で、つまり、国の意思決定は金持ちが行っている時点で、実現はかなり難しいと思う。
政治もそうだし、第四の権力であるマスコミを完全に資本主義に乗っ取られているし。そのような中、僕達、群衆が勝てるとは思わない。
格差社会をなくすようなことを、金持ちにとってマイナスなことを、意思決定者である金持ちの誰がしようと思うだろうか。資本主義社会における多くの社会問題の中で、格差問題こそが、最大、且つ、最強であるのは、この構造のせいなのである。

だからこそ、この格差問題の解決こそが、人生を掛けて挑戦するのに値するチャレンジなのである。

 

格差社会はなくならないのか?

そうではない。
ソーシャルメディアとシェアリングエコノミーで主要な問題は解決される。根本的に解決されていく。ネットベンチャーで働く人風に言うと、ディスラプティブなイノベーション。(いま風!いま風!ディスラプティブ!ディスラプティブ!)

根本的に解決されるのは、まさにガイアックスのミッションである「Empowering the people to connect.」のその先にある状態だ。

 

たとえば、この本の中でも、世代間の貧困の連鎖において、「子供へ多く資産を相続する」について、所与の行動パターンとして、記載されている。
この前提ですら、崩されるのである。
ソーシャルメディアが浸透していくことで、家族と他人の違いがなくなっていき、子供以上に赤の他人のことが「好き」になるのである。
もはやそのような状態に変わったとしたならば、「21世紀の資本」として調査して予測した結果や対策など、全部意味をもたない。

たとえば、この本の中でも、「自分のためにお金を使うために、資産を防衛する」について、所与の行動パターンとして、記載されている。
この前提ですら、崩されるのである。
ソーシャルメディアが浸透していくことで、自分と他人がどっちがどっちなのか、分からなくなっていくのである。他人のためにもお金を使うようになるのである。自分の感情だけでなく、他人の感情が、常に自分の脳内でストリーミングされている最中、素直な感情として、もはやみんなの感情が分離不可能に合わさったものだけが自分の感情であり、そして、誰から何を防衛するのか、その目的自体が、狂っていくのである。

たとえば、「幸せのために、たくさんお金多く持とうとする」についても、もはやこれは、当たり前すぎて、所与の行動パターンとして記載もされていないが。
この前提ですら、崩されるのである。
「幸せ」と「お金」は、どんどん分離していく。
将来においては、他人とつながること、自分の感情が相手に分かってもらえること、まわりの人の感情を自分が感じれること、近くにいて、そして、それを超えて合体して1つになること、最後には、地球が1つの生命体になっていくことだけが、幸せであり、快感なのである。

 

このような社会になるのは、100%間違いない。
問題は、そのような社会に、歩を進めるにあたって、僕が、また、ガイアックスが、果たして役に立てるのか、である。
役に立ちたい。生きたい。力強く生きたい。

 

よし、今年もがんばって仕事しよう!

 

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